みずから開拓していこうという熱意に満ちて、心して物事を見、そこから学び取ろうとするなら、道は無限にひらかれている。心がまえ次第で、立派な師は無数にある（『松下幸之助 成功の金言365』）

私が、このような真理が多少分かるようになったのは、40歳代も中盤を過ぎてからでした。

「現場に答えはある」という考え方はあったのですが、それを発見するための技法は学校やセミナーで習うものだと思っていました。あるいは徹底的に本を読むか。

違うんですね。もちろん学校やセミナーや本からしか得られないものもあります。

ただ、師も現場にいるのです。それも師とも思っていなかった周囲の人なんですね。そういう考え方をつい最近までできなかった。

私が低迷しているとすればそのせいだし、これから盛り返すとしたらここにかかっている。そんな気がします。

若くしてうまくいっている人は、この辺がよく分かっているように思います。

今日の一言）師とも思っていなかった人や物が一番の師。