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12月22日 自然の理~どうすればかなうのか?(#578)
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ナポレオンは、「余の辞書には不可能という言葉はない」と言った。見方によればたいへん不遜だが、別の見方もある。自然の理にかなわないことは不可能だが、かなっている限りは不可能はないとも言えるからだ。人間関係や商売など何事においても、事前の理にかなっていれば必ず事は成る――松下幸之助さんはこのように説きます。
これも結果論、あるいは循環論法に陥りそうです。
彼はうまく行っているが、なぜ?それは自然の理にかなっているからだ。自然の理にかなっているかどうかはどうしたら分かるの?それはうまく行っていれば、自然の理にかなっているし、そうでなければかなっていない・・・。
こういう話に思えます。
と切り捨ててしまうと何も得るものがない。
前向きに解釈すると、ナポレオンの話を持ち出しているところにヒントがありそうです。
ナポレオンの敗戦、すなわちモスクワ遠征は、やはり無理があった。
その後、とらわれの身となるが、最後の反逆を試みる。これは、時宜も人望も得ていなかったので失敗する。
無理をせず、時機を見て、徐々に進んでいく。
自然の理にかなうというのはこういうことのような気がします。
毎日、ちょっとずつ大きくしていく。気がつけば大樹になっていた。という感じでしょうか?
今日の一言)無理をせず、時機を見て、少しずつ進もう。
本年の一日一言は、『松下幸之助 成功の金言365』を毎日1ページずつ読んで、自問自答するという趣向です。
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