どんなにすばらしい想いがあっても伝わらないのなら意味がない。

●解説

自分はすばらしい想いでとりくんでいるのに、なぜ誰も反応してくれないのだろう・・・。

それは、伝えていないからです。

伝えるためには、下記を意識してください。

• 「誰に」「何を」伝えるのかを明確にする
• それを「なぜ」伝えるのか、はっきりと表現する
• 自分が大前提だと思っていることが本当に大前提なのかを疑う

箇条書きの上の二つは、私が「自分軸」と呼ぶものです。これを意識するだけで伝わる文章やスピーチとなります。伝えるための必要条件です。

必要条件ができているのに伝わらないときは、三番目を疑ってください。

専門家は、素人に自分たちがあたりまえだと思っていることを伝えていません。

また、想いの強い人は、想いが強いゆえに、その想いがほとばしると考えているようですが、そのようなことは起こりません。

告白しなければ、彼氏・彼女はできないのと同じです。

内輪ウケの傾向のある人や、その現場にいた人にしか伝わらないことが多い人は、特に気をつけてください。

●裏解説

「世の中が悪い！」とまではさすがに言いませんでしたが、私もつい最近まで「なぜ、自分の想いが伝わらないのだろう」と思っていました。

伝えることに徹底的にこだわってみようと思い始めてから、少しずつ変わってきています。

まだまだですが、その意識がなかったら、あのまま停滞していたことでしょう。

ここから先は、想いのほうがそれほど素晴らしいのかを検証しながら、もっと磨いていこうと思っています。

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