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猿岩石有吉から学んだこと(一日一言 #60)
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どんなことでも突き詰めれば、ウリになる。
●解説
昼に駅近くの本屋に出かけたのですが、欲しい本はすべて置いてなく、たまたま目に付いた元猿岩石の有吉弘行さんの本をついつい買ってしまいました。
タイトルは、『お前なんかもう死んでいる』。
有吉さんは、まったく仕事のない時期を7~8年過ごしてきたツワモノ中のツワモノ。その時期をどう過ごしたかが参考になると思い読みました。
いやあ。ネガティブなメッセージに満ちあふれていました。すごい毒舌です。
しかし、思ったのは、ネガティブでも突き詰めれば、ウリになるんだなあということ。
もちろんどん底をくぐってきたからこその突き詰めなので、誰にでも真似できることではありませんが、それでも自分の不遇時代にきちっと突き詰めて考えたからこそだと思えます。
ありきたりですが、考えることが大事です。
●裏解説
有吉さんのネガティブさに半ば共感している私ではありますが、自分軸と関連するところを見つけることも忘れません(笑)。
それは、再ブレイクのきっかけになった「内P」(内村プロデュース)という番組に出ていたときのこと。
その辺からですよね。「女の子にモテたい」とか、「女の子のファン増やしたい」とか、そういう気持ちが一切なくなったのは。(中略)そういう気持ちが一切なくなってからは「同世代の男、一点集中でいこう!」って意識に変わったんです。(前掲書P115)
やっぱり、ビジネスがうまくいっていないときは、「誰に」を間違えていることと、あとは「誰に」を絞りきれていないことが大きいということなんです。
それが分かったのが、この本を読んだ一番の収穫でした。
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