成果のために全力を尽くしながら、成果に執着しない。

●解説

昨日は自営業仲間で昼間から雀荘で麻雀をしておりました。

私は元来勝負事に弱く、その中でも麻雀とゴルフは精神的な部分でダメだと思っていました。

勝ち負けに執着して、プレッシャーを感じて自滅していく――これが私の負けパターンでした。

最近多少精神修養ができてきたようで、昨日の麻雀はまったく勝ち負けに執着せず、ただひたすら勝つためのセオリーを一生懸命守るように務めました。

勝つためのセオリーというと大げさですが、要するに引くところは引き、行くところは行く。一局面で考えず、トータルで考える。いい手がきていても舞い上がらず、悪い手がきていてもじっくり手にしていく。自分の作った想像に振り回されない。などなどです。

そうしていると、結果はたまたまだと思うのですが、勝たせていただくことができました。

何よりも、麻雀自体がとても楽しくやれたということが最大の収穫ではないかと思います。

この例は麻雀でしたが、これ以外の勝負ごとはもちろん、仕事にも応用できます。

特に商談、プレゼン、重要な会議などでは、結果や成果について考えると集中できなくて、自滅するケースが多いわけです。結果を考えずに、目の前のことに全力で集中すれば、おのずと道が開けるように思います。

そして、そのようにするほうが仕事も楽しくなるのではないでしょうか。