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一生こんなことが続くのか・・・そんな焦りにとらわれたときに(#153)

一生こんなことが続くのか・・・そんな焦りにとらわれたときに(#153)

森川 滋之

ITブレークスルー代表、ビジネスライター

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焦っているときは、3年前に何をしていたかを思い出そう。

●解説

毎日毎日同じことをしているように見えても、まっとうに暮らしていたら、3年もあると、人間大きく成長しているものです。

環境も友人関係もすっかり変わってしまった人もいるかもしれません。

焦ったら、3年前の自分は何をしていたかを思い出しましょう。

●裏解説

私は、ちょうど3年前の9月末日に、1年半ほどお世話になったクライアントの仕事を辞めさせていただきました。

私自身のうかつさで、人間関係がギクシャクしてしまい、そのせいで心身症のようになってしまったのです。

そうなってしまった理由もいろいろあって、続けたい仕事ではなくなっていました。

その後、10月から12月まで、充電期間と称して、読書と釣りの毎日でした。ほとんど引きこもり状態で、人に会う機会も極端に減らしました。

今から考えるとどん底にいたんだなあと思います。

常駐で一社に依存するコンサルティングは、見入りは良かったのです。しかし、もう精神的に持たないと思いました。

いま考えると、独立したのに常駐しているようでは、会社員時代と何も変わらないと焦っていただけのように思います。

とにかく何かを変えなければと思っていただけで、計画性はゼロ(計画性があれば、もう数年続けて資金をためることを考えたでしょう)。とりあえず会社を設立したが、まったく立ち行かなくてひどい目にあったことは、いろいろなところで書いたり、話したりしています。

あの頃から比べると、ノウハウも精神力も進歩したし、仕事の内容も大きく変わったなあと思います。

そうか。もう3年経ったのか・・・。感慨深いです。