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タグを貼れなくても、アクセス解析出来る方法はある

タグを貼れなくても、アクセス解析出来る方法はある

一般社団法人ウェブ解析士協会

ウェブ解析士認定者がウェブ解析に関するコラム記事を執筆、ウェブ解析士事務局が管理運営しています。

当ブログ「ウェブ解析の種 ~実務で活かすウェブ解析~」は、2015年4月6日から新しいURL「​http://blogs.itmedia.co.jp/waca/」 に移動しました。引き続きご愛読ください。


ウェブ解析士協会の小坂です。

アクセス解析で一般的な方法はウェブビーコンと呼ばれるタグをページに貼って
解析する方法です。
この方法は仮にASP等のサービスであってもタグを貼れれば解析できるという点で
サーバーログ型やパケットキャプチャー型にアドバンテージを持っています。
(もちろん各手法一長一短あります。)

ただ、
・タグを貼れない
サービスを利用することはあります。

そういう場合、アクセス解析をあきらめるしかないのでしょうか?

そんなことはありません。

いくつか方法があります。

1)on clickにタグを仕込む。

リンクを貼る際に、普通にリンクを貼るのではなく、javascriptでリンク先を呼び出すようにします。
その際に「on click」の中に、アクセス解析のタグを読みだすような命令を書きます。
そうすると、そのクリック数を計測できます。

そのURLは
「http://www.xxx.co.jp/xxx/」が元のURLだったとすると、
「http://www.xxx.co.jp/xxx/?yyyy」のようにパラメータ付きで表示されます。
ですので、パラメータはわかりやすくつけるようにしてください。

2)短縮URLサービスを使う。

上記の方法はリンクに工夫が必要ですし、面倒だという方もいますよね。
また、ページのリンクではなく、メルマガのリンク等の場合は測定できません。

そんなときに便利なのが「短縮URLサービス」です。

bit.ly を使うと、その短縮URLを呼び出された回数が日別にわかります。
リファラーがどこかがわかる場合もあります。
条件としては、会員登録し、会員ログインした状態で短縮URLを作る必要がありますが、
その程度はウェブの知識がなくても出来ますから、1)より簡単です。

解析は「欲しいデータを取る」ことが大事。
もちろん取れない場合は仕方がないですが、工夫次第で取れることを覚えておいてください。