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次世代のマーケティングレポートを調べてみた

次世代のマーケティングレポートを調べてみた

大川 哲志

2012年、数名の仲間と一緒にデジタルマーケティングの領域で会社を設立。新しい社会を作る上で、今後「自分たちが担える役割とは何か」を、日々議論しながらチャレンジしていきます。

当ブログ「次世代マーケティングリサーチから見る、考察と戦略」は、2015年4月6日から新しいURL「​http://blogs.itmedia.co.jp/webteam/」 に移動しました。引き続きご愛読ください。


マーケティングレポートの変遷

マーケティングにおいて昨今あらゆる領域で次世代というキーワードが叫ばれてきています。どれも革新的で時代の変化に伴って大きく変貌を遂げようとしている、といって過言ではないように思います。その潮流を理解するべく、本ブログで執筆を試みているように、マーケティングリサーチという領域での変化をとらえたいと思っています。

次世代のレポーティング

同様にレポーティングの在り方も変化を遂げようとしています。従来型のようにリサーチャーが分析し数十ページにわたる長文のレポートを作成するスタイルと並行してアメリカではインフォグラフィックスという手法が定着している様子を垣間見ることができます。もちろん、日本のリサーチ業界においても、インフォグラフィックスの試みはされていますが、まだ少数派といえます。ただ、私はこのインフォグラフィックスという手法が次世代を創造させているように思えて仕方ないです(個人的意見ですねw)。ただ、アメリカで定着しつつあるこの取組の背景を探ることで、日本においても新しい領域を見つけたいと思います。

そもそもインフォグラフィックスって

しごく、簡単に伝えると、info+grafficということで、情報をグラフィカルに伝えるといったところでしょうか。下記がその一例です。

14924679-infographics-glass-set-and-information-graphics.jpg 引用元リンク

グーグルの画像検索で「インフォグラフィックス」と入力いただければ、ある程度イメージして頂けると思いますが、キーポイントになるような数字・テキストを大きく誇張して見せて、それ以外は添える程度に記載をする。一見してどういった意図のレポートなのかが、わかるような構成になっています。これを従来型のレポートと比較するまでもないですね、デザインを活かしたつくりは明らかに異なります。

ただ、付け加えて記載しておくべきはどちからの優劣ではなく、最適なドメインで最適な表現方法をするべきだと考えているということです。

インフォグラフィックスはweb、socialmedia向け?

インフォグラフィックスはパッと見た初見でどういったデータでいて、それをみてメディア受信者が反応(ハッと思うといったような)を得ることを得意とします。そういった意味では、webで情報を見せるときに、細かいことはさておき、何ナノ??という疑問にはダイレクトに伝えられる手法です。結果的にはアメリカのpinterestをメインにオウンドメディア(自社メディア)からの拡散が主流になっています。

参考アカウント
infographics
Cool Graphics Gallaly
kathleen Rollins
マサカズニシモト


インフォグラフィックスの宝庫
visuallyのサイト visually.png

このサイトはインフォグラフィックスの宝庫ですwというのも、デザイナーが自身の作品をデータとともにアップロードし共有していますし、検索機能を使って希望のデザインを探すことができます。こういったグラフィカルなデータが好きな方であればぼーっと眺めているだけでも、ワクワクするというか。。

これからの潮流

っていってもよくわかりませんが、日本でもこの手法が注目され、取り入れられているのは事実です。一番わかりやすいのは、R25とかでしょうか。データや伝えたいことをグラフィカル(マンガ、アニメーションなど)を取り入れて紙媒体、WEB媒体などで配信をしていますが、日本でもよく見られた手法だと思います。これらが、今のsocialmediaの潮流にのって今後もっと活躍するシーンが増えているくるのではないかと思っています。