誠ブログは2015年4月6日に「オルタナティブ・ブログ」になりました。
各ブロガーの新規エントリーは「オルタナティブ・ブログ」でご覧ください。
自分のことを「ちょっと、素直じゃないかも・・・。」と思うあなたへ。
»2011年10月24日
仕事と人間関係がやさしくなる、1分間IT活用法
自分のことを「ちょっと、素直じゃないかも・・・。」と思うあなたへ。
株式会社ナレッジシステムズ代表取締役 企業の成長に必要な「仕組み化」を、IT(ICT)を駆使して実現するシステム実践屋。NLPや心理学の知識を活かしたコンサルティングで「こういうシステムが欲しい」「この業務を自動化したい」というイメージを形にしています。
当ブログ「仕事と人間関係がやさしくなる、1分間IT活用法」は、2015年4月6日から新しいURL「http://blogs.itmedia.co.jp/whasegawa/」 に移動しました。引き続きご愛読ください。
こんにちは、システムコンサルタントの長谷川渉です。
以前、心理学のコースに通っていた時、コミュニケーションがとても円滑になる、素敵なことを学びました。
それまでの私は、あまり素直なコミュニケーションができていなかったなーと考えるよい機会となり、その時学んだことは今でもとても大切にしています。
このコミュニケーションの方法、内容はシンプルなものですが、効果は(おそらく、すぐに違いが分るほど)大きなものだと、思います。
最近、大切な友達や家族と話をしていて、少しぎくしゃくしたり、会社の上司、部下とのコミュニケーションでちょっと悩みがあるかたなどなど、ぜひ、試してみてください。
身近な人との会話で、自分の想いや考えていたりすることと、違った意味、印象を相手に与えてしまっている方は、伝えているメッセージが「Youメッセージ」になっているかもしれません。
「Youメッセージ」とは、話す相手を主語にしたメッセージで、例えば、子どもが約束した帰宅時間を過ぎて帰ってきた際に、
『(あなたは)何でこんな遅い時間まで帰ってこないの!?』
と言ってしまうと、「子ども(You:あなた)が悪い」という意味を含んで伝わってしまっています。(この場合、「約束を破ったあなたが悪いから、(仕方なく)言っている」となっています。)
このメッセージを受けた子どもが、どのような反応を示すかというと、
『(うるさいお父さん(お母さん)だなぁ・・・)ほんのちょっとなのに!』
と、「怒られた(注意された)」ことだけに、意識(感情)が向いてしまいがちになります。
また、夫婦の場合などでも、上記と同じような妻⇔夫への「Youメッセージ」があった時には、それぞれ、子どもと同じような反応をすると思います。
相手が悪いのに、何でこんな反応しかできないんだろうと、思うかもしれませんね。
ですが、もし、あなたがこの「Youメッセージ」を受け取ったとしたら、どのような反応をするでしょうか?
もし、「Youメッセージ」を相手に伝えていたとしたら、どのようなコミュニケーションになってしまうか、想像してみてください。
そこで、ちょっと素直なコミュニケーションの方法として「Iメッセージ」で、相手に自分の想いを伝えてみましょう。
「Iメッセージ」は、「Youメッセージ」とは逆で、私(自分)を主語にします。
先程の例を「Iメッセージ」で伝えると、本当に伝えたい想いは、
『(私は)あなたの帰りが遅いから、とても心配していたよ。』
となりませんか?
すると、相手のメッセージの受け取り方は、
『(心配させてしまった、次からは気を付けよう)遅くなって、ごめんなさい。』
のように、自分が相手に与えてしまった不安な気持ちや悲しい思いに、意識(感情)が向きやすくなり、素直な反応を示しやすくなります。
このように、「You」を「I」に変えるだけで、お互い、想っていたことを素直に伝え合うことが、できるようになります。
誰に強制することもなく、あなたが、「Iメッセージ」で想いを伝え始めるだけで、コミュニケーションがよい方向へ変わり始めると、私は思います。
<1分間ITメンタル活用法>
相手にメッセージを伝える時は、主語を「You」ではなく「I」にすることを、まずは意識してみましょう。
感情的になってしまっている時程、このことを思い出して、あなたが本当に伝えたいことを、素直に「Iメッセージ」で、話かけてあげてください。
相手も、きっとあなたの想いに、素直に応えてくれるはずです。
以前、心理学のコースに通っていた時、コミュニケーションがとても円滑になる、素敵なことを学びました。
それまでの私は、あまり素直なコミュニケーションができていなかったなーと考えるよい機会となり、その時学んだことは今でもとても大切にしています。
このコミュニケーションの方法、内容はシンプルなものですが、効果は(おそらく、すぐに違いが分るほど)大きなものだと、思います。
最近、大切な友達や家族と話をしていて、少しぎくしゃくしたり、会社の上司、部下とのコミュニケーションでちょっと悩みがあるかたなどなど、ぜひ、試してみてください。
-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-
身近な人との会話で、自分の想いや考えていたりすることと、違った意味、印象を相手に与えてしまっている方は、伝えているメッセージが「Youメッセージ」になっているかもしれません。
「Youメッセージ」とは、話す相手を主語にしたメッセージで、例えば、子どもが約束した帰宅時間を過ぎて帰ってきた際に、
『(あなたは)何でこんな遅い時間まで帰ってこないの!?』
と言ってしまうと、「子ども(You:あなた)が悪い」という意味を含んで伝わってしまっています。(この場合、「約束を破ったあなたが悪いから、(仕方なく)言っている」となっています。)
このメッセージを受けた子どもが、どのような反応を示すかというと、
『(うるさいお父さん(お母さん)だなぁ・・・)ほんのちょっとなのに!』
と、「怒られた(注意された)」ことだけに、意識(感情)が向いてしまいがちになります。
また、夫婦の場合などでも、上記と同じような妻⇔夫への「Youメッセージ」があった時には、それぞれ、子どもと同じような反応をすると思います。
相手が悪いのに、何でこんな反応しかできないんだろうと、思うかもしれませんね。
ですが、もし、あなたがこの「Youメッセージ」を受け取ったとしたら、どのような反応をするでしょうか?
もし、「Youメッセージ」を相手に伝えていたとしたら、どのようなコミュニケーションになってしまうか、想像してみてください。
-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-
そこで、ちょっと素直なコミュニケーションの方法として「Iメッセージ」で、相手に自分の想いを伝えてみましょう。
「Iメッセージ」は、「Youメッセージ」とは逆で、私(自分)を主語にします。
先程の例を「Iメッセージ」で伝えると、本当に伝えたい想いは、
『(私は)あなたの帰りが遅いから、とても心配していたよ。』
となりませんか?
すると、相手のメッセージの受け取り方は、
『(心配させてしまった、次からは気を付けよう)遅くなって、ごめんなさい。』
のように、自分が相手に与えてしまった不安な気持ちや悲しい思いに、意識(感情)が向きやすくなり、素直な反応を示しやすくなります。
このように、「You」を「I」に変えるだけで、お互い、想っていたことを素直に伝え合うことが、できるようになります。
誰に強制することもなく、あなたが、「Iメッセージ」で想いを伝え始めるだけで、コミュニケーションがよい方向へ変わり始めると、私は思います。
<1分間ITメンタル活用法>
相手にメッセージを伝える時は、主語を「You」ではなく「I」にすることを、まずは意識してみましょう。
感情的になってしまっている時程、このことを思い出して、あなたが本当に伝えたいことを、素直に「Iメッセージ」で、話かけてあげてください。
相手も、きっとあなたの想いに、素直に応えてくれるはずです。