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教科書がない世界で、日本を動かすチームを作ろう 。――【広報連絡会】本日キックオフ
»2013年4月17日
誰も書かなかった、広報女子部ログ
教科書がない世界で、日本を動かすチームを作ろう 。――【広報連絡会】本日キックオフ
「広報女子部」発起人。美容室広報担当。中小企業の中での広報活動に限界を感じ、広報の集まりである「広報女子部」を設立。月1回の勉強会を通じて、他社の広報との情報交換をしている。
当ブログ「誰も書かなかった、広報女子部ログ」は、2015年4月6日から新しいURL「http://blogs.itmedia.co.jp/703mix/」 に移動しました。引き続きご愛読ください。
今回は「広報」ってことについて書くのはちょっとお休みします。
本日は、男性広報も参加できる【広報連絡会】のキックオフMTGを開催します。
そこで、記念すべき今日は『会の運営』についてお話しようと思います。
わたしは去年から1年間「広報女子部」で月1回、会を実施してきました。リーダー的な役割をやり慣れていないわたしが、そんなことをするのは大変で、自分としても「できるからやっている」わけではありません。
しかし、この立場にいると「こんなことができるんですよね!?すごいなぁ!」と言われます。そこで、いつも思うのは「...決して、できているわけでは、ない」ということです。
「できるなどと、誰が言った?」と思いますが、何かに憧れているその瞳は、既にわたしの方を向いておらず、天を仰ぎ見ているのがいつものパターン。
彼らの夢は夢のままにしてあげて・・・。わたしがこちらの記事を読んでいる皆さんにお伝えしたいのは、「できるから、やる」という日本の文化をなんとかできないものだろうか、ということです。
■できるから、やっているわけではない
先日、日本屈指の一流コンサル会社に勤める知人が、広報女子会について「ブルーオーシャンじゃん」と言ってきました。何をもってブルーオーシャン・・・?かは、わからないけれど、ブルーオーシャンを「誰も狙っていない隙間産業」と捉えるならば、違います。レッドオーシャンに「ここならイケル!」と思って参入してきたわけではありません。むしろ、ブルーもレッドもなく、"必要に迫られて"作った、だけの部です。
更に言うならば、
わたしは有名大学卒でもないし、一流大手企業勤務でもありません。
親は業界の実力者でもないし、何の後ろ盾もありません。
個人の自主活動なので、活動費は持ち出しです。
運営費はカツカツで、知り合いのメディア担当者に年賀状さえ送れないほどです。
なかなか理解してもらい難いのでしょうが、"必要に迫られて" やっているわけです。
なぜならば、この「広報」という世界は教科書がなく、情報は自分で集めるしかないからです。
■風当たりは強い。でも、やらないと世界は変わらない。
去年から広報の集まりを実施してきて、今ではお名刺交換をすると「へ~、いいですね」と言われるようになりました。
が、本当に大変です。
「できないことをやる」ということは、こんなにも大変なのか、ということをまざまざと思い知りました。周りからは、「もっとこうすればいいんだよ~。」「こうだからダメなんじゃないかな~」と言われます。わかっています、理屈では。しかし、わかることと、できることは、違うのです。
■人間は平等ではない。1人の人は1000人の人に勝る
ずっと1人でやってきました。詳しいことは省きますが、会の運営自体の悩みも責任も1人の肩に全部しょっていたことになります。
月に1回しか実施しない会なのに、実施する前日と当日は気が気ではなく、不確定要素を妄想すると動悸が止まらない・・・。心配な気持ちはいっぱいだけど、会を開けば笑顔でみんなを迎えます。会の間、退屈しているな、とか何か不一致を感じているな、と感じ取れば、話題を向けたり、話の流れを変えたりします。1分1秒だって、ゆっくりしていられません。結果、去年は開催時の写真やレポはほとんどありません。
この記事を読んでいる方は「そんなのお願いすればいいじゃん?」とお思いでしょう?でも、部下を持ったことがある人ならおわかりのように、人に仕事をふるのは大変です。仕事のクオリティもありますが、ふる人のスキルやパーソナリティなど把握しておくことが必要です。会に出席される数回しかお会いしていない方の「お手伝いしましょうか?」に対応できないのはそれが理由です。
今、わたしには、【広報連絡会】の会の運営について相談できる広報さんがひとり、います。この方の存在が大きく、この方のためにこの方が空いている時間にキックオフMTGを設定しました。多くの人が来てくれるよりも、この方ひとりが1000人にも勝るのです。この方が来てくれてから、会が大きく動き出しました。「1+1=2」ではなかったのです。素晴らしいサポート力で、天から降りてきた"エンジェル"だと思っています。そして、なぜこの方がそんなにサポートできるのか、という理由はあるのですが、それはまた別の機会にお話します。
■そして、本日【広報連絡会】キックオフ
本日、【広報連絡会】はキックオフMTGを実施し、運営サイドに関わってくれる広報さんに呼びかけます。【広報女子会】で得た教訓、そして【広報連絡会】でみなさんと作りたい未来、可能性、やりたいことをお話します。広報がよくなれば、きっと日本はよくなるハズです。
もちろん現在抱えている仕事もありながら・・・という状況にはなりますので、人によってやれることは異なります。が、もっともっといろんなことができるために、人数は少なくていい。でも、前のめりで来てくれるようなメンバーを募集します。
最後に、今月末からシンガポールへ出張される広報、Sさんへ。
本当に苦しく大変な時に、頼りになる助言とあたたかい励ましの言葉を下さることに感謝をしています。
あなたはわたしの"エンジェル"です。心からの「ありがとう」を申し上げます。
本日は、男性広報も参加できる【広報連絡会】のキックオフMTGを開催します。
そこで、記念すべき今日は『会の運営』についてお話しようと思います。
わたしは去年から1年間「広報女子部」で月1回、会を実施してきました。リーダー的な役割をやり慣れていないわたしが、そんなことをするのは大変で、自分としても「できるからやっている」わけではありません。
しかし、この立場にいると「こんなことができるんですよね!?すごいなぁ!」と言われます。そこで、いつも思うのは「...決して、できているわけでは、ない」ということです。
「できるなどと、誰が言った?」と思いますが、何かに憧れているその瞳は、既にわたしの方を向いておらず、天を仰ぎ見ているのがいつものパターン。
彼らの夢は夢のままにしてあげて・・・。わたしがこちらの記事を読んでいる皆さんにお伝えしたいのは、「できるから、やる」という日本の文化をなんとかできないものだろうか、ということです。
■できるから、やっているわけではない
先日、日本屈指の一流コンサル会社に勤める知人が、広報女子会について「ブルーオーシャンじゃん」と言ってきました。何をもってブルーオーシャン・・・?かは、わからないけれど、ブルーオーシャンを「誰も狙っていない隙間産業」と捉えるならば、違います。レッドオーシャンに「ここならイケル!」と思って参入してきたわけではありません。むしろ、ブルーもレッドもなく、"必要に迫られて"作った、だけの部です。
更に言うならば、
わたしは有名大学卒でもないし、一流大手企業勤務でもありません。
親は業界の実力者でもないし、何の後ろ盾もありません。
個人の自主活動なので、活動費は持ち出しです。
運営費はカツカツで、知り合いのメディア担当者に年賀状さえ送れないほどです。
なかなか理解してもらい難いのでしょうが、"必要に迫られて" やっているわけです。
なぜならば、この「広報」という世界は教科書がなく、情報は自分で集めるしかないからです。
■風当たりは強い。でも、やらないと世界は変わらない。
去年から広報の集まりを実施してきて、今ではお名刺交換をすると「へ~、いいですね」と言われるようになりました。
が、本当に大変です。
「できないことをやる」ということは、こんなにも大変なのか、ということをまざまざと思い知りました。周りからは、「もっとこうすればいいんだよ~。」「こうだからダメなんじゃないかな~」と言われます。わかっています、理屈では。しかし、わかることと、できることは、違うのです。
■人間は平等ではない。1人の人は1000人の人に勝る
ずっと1人でやってきました。詳しいことは省きますが、会の運営自体の悩みも責任も1人の肩に全部しょっていたことになります。
月に1回しか実施しない会なのに、実施する前日と当日は気が気ではなく、不確定要素を妄想すると動悸が止まらない・・・。心配な気持ちはいっぱいだけど、会を開けば笑顔でみんなを迎えます。会の間、退屈しているな、とか何か不一致を感じているな、と感じ取れば、話題を向けたり、話の流れを変えたりします。1分1秒だって、ゆっくりしていられません。結果、去年は開催時の写真やレポはほとんどありません。
この記事を読んでいる方は「そんなのお願いすればいいじゃん?」とお思いでしょう?でも、部下を持ったことがある人ならおわかりのように、人に仕事をふるのは大変です。仕事のクオリティもありますが、ふる人のスキルやパーソナリティなど把握しておくことが必要です。会に出席される数回しかお会いしていない方の「お手伝いしましょうか?」に対応できないのはそれが理由です。
今、わたしには、【広報連絡会】の会の運営について相談できる広報さんがひとり、います。この方の存在が大きく、この方のためにこの方が空いている時間にキックオフMTGを設定しました。多くの人が来てくれるよりも、この方ひとりが1000人にも勝るのです。この方が来てくれてから、会が大きく動き出しました。「1+1=2」ではなかったのです。素晴らしいサポート力で、天から降りてきた"エンジェル"だと思っています。そして、なぜこの方がそんなにサポートできるのか、という理由はあるのですが、それはまた別の機会にお話します。
■そして、本日【広報連絡会】キックオフ
本日、【広報連絡会】はキックオフMTGを実施し、運営サイドに関わってくれる広報さんに呼びかけます。【広報女子会】で得た教訓、そして【広報連絡会】でみなさんと作りたい未来、可能性、やりたいことをお話します。広報がよくなれば、きっと日本はよくなるハズです。
もちろん現在抱えている仕事もありながら・・・という状況にはなりますので、人によってやれることは異なります。が、もっともっといろんなことができるために、人数は少なくていい。でも、前のめりで来てくれるようなメンバーを募集します。
最後に、今月末からシンガポールへ出張される広報、Sさんへ。
本当に苦しく大変な時に、頼りになる助言とあたたかい励ましの言葉を下さることに感謝をしています。
あなたはわたしの"エンジェル"です。心からの「ありがとう」を申し上げます。
※【広報連絡会FBページ】本日公式オープンです。
http://www.facebook.com/kohorenrakukai
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