トレンド、トレンド・・・という話をすると、「じゃあ、それが全てなのか」「流されなきゃいけないのか？」「次の時代の"気分"は、わたしの"気分"ではない」と思いませんか？

ひとつ例を上げましょう。今年からの気分はペンシルスカートが流行っている通り、AラインよりもＩラインになるようなシルエットの方がオシャレです。

しかもこれはブラウスも同じですが、レースのフリフリよりもシンプルな素材の方がカッコよく見えてきます。

でも、ラヴリーなＡラインがやめられない人はたくさんいるでしょう。同じようにフリフリだって大好きな人はいつだって好きなのです！

わたしはトレンドについて、以下のようなイメージを持っています。

横軸は「時代の流れ」。縦軸は「トレンドのタイプ」をざっくり二極で分けたもの　◯の大きさが、「流行りの大きさ」。

どの時代にも、それぞれのトレンドのテイストは存在します。なので、前で言うならば、ゴージャスアクセが好きな人はその後もつけ続けることはあります。それに、フリフリの王道 PINK HOUSEを好きな人はだれが何を言おうと、いつでもいくつになっても着続けます。

そして、ここに個人がどのように関わるかというのも考えておいたらいいです。人にはそれぞれの「時代」があります。よく、「俺の時代が来たぜ！」なんて言うでしょう。これはまさにそれ。ココ・シャネルも「時代があたしを待っていたの」と名言を残しました。しかも彼女は、「自分の時代」ではない時には、香水の著作権（？というのでしょうか？）で生計を立て、攻めの仕事はしていません。

上記の図に個人を入れるならこんなイメージでしょうか。

「自分の時代」という考え方は、わたしに衝撃を与えました。

例えば、今まで業績のよかった会社がありますよね。その会社がある時から急に業績が悪化する。社会から支持を得られなくなる。そのような時に何が起こったのでしょう！？そして、業績が良かった時は何があったのでしょう？

わたしは、業績がよい時は、その社長や会社のスタイルが時代に合っていたのではないかと考えました。それまで、人生は１次曲線のように積み上げられるように考えていましたが、そうではなかった。同じことを繰り返して高めるだけではなく、柔軟に時代にうまく適合して生き延びていくことが大切なのです。

そして、個人がどこの時代が得意かがわかったら、そして不得意かがわかったら、不得意な時代には「得意な人」とチームを組めばよいのです。個人として時代と戦うのではなく、チームとして戦う。今うまくいっているからずっとうまくいくとは限らない。複数でチームを組んで、お互いの強みをその都度出し合っていくことが大切です。

まず、大切なのは「今」を知ること、自分の「タイプ」を知ること、です。

感性トレンドに出会って丸一年。自分なりに検証研究を繰り返してきました。

この波が何かに似ている・・・とも思い、占星術も習ってみました。その中で、自分なりの考えも構築しつつあります。

細かい説明は避けるとして、イメージで言うなら、こんな感じ。「大衆」という言葉で片付けられるとなんだかひとつのコマになったような気がしてしまいますが、月の引力のように、惑星から何か優美な力が働いているとしたら、なんだかロマンティックです。

※部長からのお知らせ※

－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－

感性トレンド講座、参加者募集中！

11月23・24日以下のセミナーを実施します♡

【2014年以後のトレンドを予測するための感性トレンド講座】
 http://kokucheese.com/event/index/125364/

－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－