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夏休み突入!やり直せるならこんなテーマでやりたい自由研究

夏休み突入!やり直せるならこんなテーマでやりたい自由研究

伊勢 彩矢美

KDDIウェブコミュニケーションズ 広報として、広報ブログの執筆をはじめとした企業のPR活動を行っています。

当ブログ「素直なままに突っ走りたいブログ」は、2015年4月6日から新しいURL「​http://blogs.itmedia.co.jp/ayamiise/」 に移動しました。引き続きご愛読ください。


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夏休みといえば、祭りやプール、キャンプなどの楽しいイベントが盛りだくさんですが、決して忘れてはならないのが「宿題」です。特に、頭を悩まし、ある程度時間がかかる「自由研究」というやっかいな宿題があります。最近の小学生は、塾の勉強で夏休みの課題はそっちのけという子供もいるかもしれませんが、自由研究は脳をやわらかくするのにぴったりの題材だと思うので、ぜひ積極的に取り組んで欲しいと思っています。

今回取り上げる自由研究は、私自身 今になって思う、当時やっておけばよかったなと思うものや、もし子供がいたらやらせてあげたいなと思うものをいくつか挙げています。もし、まだテーマが決まっていないということがあれば、ぜひご参考にしていただければと思います。

 

◆自分の年表巻物


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誕生からこれまでの人生を筆で記していくのです。自分の人生を振り返ることは、なにかのきっかけがないとやらずに過ごしてしまいがちです。たいていの人は、大学受験や就職活動などの分岐点で見つめなおす人が多いかと思います。小学生だと「家族で沖縄に行きました」や「妹と一緒におつかいに行きました」といったような、可愛いらしい内容が含まれることもあると思いますが、何年後かに見返した時、きっとかけがえのない宝物になっているように思います。夏休みというタイミングに、巻物に自分の半生をまとめ、これまでの行いを整理したり、見つめ直してはいかがでしょうか。


◆DIY(Do It Yourself)


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DIYは、自分で工具などを揃えて家具などのものづくりをすることです。昔は日曜大工と言われていましたが、それと似た言葉であるDIYという言葉が広まってからは、ホームセンターの品揃えが増え、気軽に工具を集められるようになったことなどにより、若者でも ものづくりする人が増え、自作する事に対して敷居が下がったように思います。小物入れや本立てなど身近で使えそうなものであれば、「自分が作ったものが使われている!」というやりがいが生まれるのではないかと思います。子供から「パパ(ママ)、一緒につくろう?」と言われたら、断る理由は無いですね。

 

◆植物などの観察日記をホームページでつける


スクリーンショット 2014-08-04 13.34.23.pngJimdo http://jp.jimdo.com/ 

新しいイノベーションが次々と出てくるIT業界ですが、その中には子供でも利用できるものがあります。最近は教育ITソリューション EXPOというIT技術を教育現場向けに開発したサービスの展示会が東京ビックサイトで開催されるなど、積極的に学校教育でITを導入する動きがあります。そこで、自由研究にオススメしたいのが「Jimdo」です。Jimdoは、ドイツで誕生したサービスで、プログラミングを必要とせずClisk&Typeでホームページやネットショップを作ることができます。実は、私が日々したためている広報ブログでもJimdoを利用しているのです。ウェブの知識がない人でも、豊富なテンプレートからお気に入りを選ぶだけで、簡単にホームページを作成できます。子供でも無理なく操作できる仕様なので、たとえば自由研究の定番である「植物の観察日記」をホームページで表現するなど、非常に面白いのではないかと思います。同時にタイピングスキルの向上や、表現力も鍛えられるので、いつもの観察日記とは格段にレベルアップした自由研究になります。

◆地図からニュースや歴史を読み解く


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『地図から世界の歴史を見ろ』高校生の時、世界史の塾の先生から何度も言われていたことです。教科書ではなくさまざまな地図を多用し、現在起きているニュース(当時はイラク戦争後で、未だ内乱が続く状況でした)などの題材から授業が進められます。いつもキャリーケースを転がしながら教室に入り、授業が終わるとそのまま海外に出かけるという、ちょっと変わった先生でした。地図から学ぶことで、点と点のできごとが線で繋がり、すべてが連動して動いているということが理解できます。大きな模造紙の上に、歴史の流れを表現すると、壮大な物語が作れるのではないでしょうか。あ、でも小学生だと世界史ではなく日本史でしたね。日本史でも十分同様のことができるので、ぜひ試していただいたいです。

 

自分が文系ということもあり、実験系は特にありません、というか苦手なんです。

ああ、今戻ることができるのであれば、しっかり取り組んでおけばよかったなと思います。

少しでもお役に立てればと思います。では、このへんで。