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車買取一括見積で高く売れる方法お教えします

車買取一括見積で高く売れる方法お教えします

popo柿澤

免許を取る前から車が大好き!休日に車に乗らない日はない。運転好きで、お酒もほとんど飲まないので旅行に行くと重宝されます。普段はアイティメディアでフィジカルイベントの制作・運営をしてます。


つい先日、地元の友人が「車買いかえる!」と言うので、早速「車買取一括見積」の話をしました。そして、高く売るためのコツを教えたところ、下取り査定160万円の車を185.7万円で買い取ってもらえた!と、報告がありました。
というわけで、どんなアドバイスをしたのか?を、書いちゃいます。


■一括見積を申し込む前に
車買い取り一括見積もりを依頼する前に、以下の項目を実施しましょう

1.手放す車が中古車市場でいくらで売られているかをチェックする
インターネットの中古車情報サイトを利用して、自分の車と同じ車種、同じグレード、同じくらいの走行距離の車を探して、その車がいくらで売られているかチェックしておきましょう。

2.自分の車がいくらで売れるかを調査する
車の買いかえをする場合は、ディーラーで下取り査定をしてもらえばすぐにわかります。単に車を売りたい場合は、面倒ですが一度お近くの買取店に持っていき、買取査定をしてもらいましょう。

3.アピールポイントをまとめておく
アピールポイントについては、若干細かく紹介します。ここが高値で売れるかどうかのポイントになりますからね!
・グレードは明確にしておく
 車の多くは、グレード名が記載されていないケースが多いので、ちゃんと調べておきましょう

・特別仕様車の場合は、なんと言う特別仕様車か?標準装備とどこが違うか?を調べておく
 特別仕様車は、とにかく見落とされがちです。ここを見落とされると大きなマイナスになります。
 
・オプション品をまとめておく
 ナビ・ETCなどはもちろん、エアロパーツ、ホイールなどオプション品はすべてアピールポイントとなります。なかでも、希少価値が高いオプションはとにかくアピールしましょう。

・不人気色でもあきらめるな!
 不人気色は、裏を返せば「希少色」になる場合があります。特に、インターネットなどで探して、ほとんど見つからない場合は、完全なアピールポイントです。この色がほしくて探している人が必ずいる!インターネットで探しても○台しか出てこない!などは、アピールポイントです。

・コーティングもアピールポイントです
 定期的にコーティングを行っていれば、車の状態は良いはず。だからと言って、何も言わないのはもったいないです。定期的にコーティングをやっていれば、そこもしっかりアピールしましょう。

・高級車にお乗りの方限定
 高級装備3点セットというのがあるのはご存知ですか?その3点とは「本革シート」「サンルーフ」「カーナビ」です。高級車を手放すときは、この3点セットは大きなアピールポイントになるので、お忘れなく!ただ、どれか一つ欠けるとアピールポイントにはなりません。

これ以外にもたくさんアピールポイントはあるはず!とにかくアピールポイントはたくさん見つけておきましょう。

4.車を手放せる日を決める
今乗っている車を手放せる日程をあらかじめ決めておきましょう。


■一括見積を申し込む時~当日まで
申し込みを行い、当日までの注意条項は以下の通りです。

1.査定日は慎重に選びましょう
査定を行う日の理想は、車を手放してもいい日の1週間以内。車の引き渡しまでに時間があると、買い取り業者としてはリスクが増します。そのリスクを軽減させるために、低い査定金額になってしまいます。できるだけ1ヶ月後とか、2ヶ月後という状況は避けましょう。

2.業者は出来るだけ同じ時間、同じ場所に呼ぶ
同じ時間、同じ場所というのを嫌がる業者も中にはいます。しかし、ほとんどの業者が同じ時間、同じ場所でも問題なく来てくれます。遠慮なく競合が居ることを話して、それがだめなら断ってしまいましょう。

3.何社対応するか決めておく
申し込みを行うと、とにかくたくさんの業者から電話がかかってきます。当然、すべて対応してたくさんの業者を呼んでも問題ないが、正直対応がめんどう。多くても5~6社くらいが良いと私は思います。

4.車は奇麗に掃除しておく
普段からしっかりメンテナンスをしています!というアピールにもなります。それに、車が汚れていると小さな傷を見落とす可能性が出てくるので、あらかじめ多少の傷があっても損しないように、低い額を提示されやすくなります。できれば、前日にしっかり車を奇麗に磨いておきましょう。


■査定当日
査定当日は、まずはこちらから一気に条件を突きつけよう!

1.まずは、相手の話を聞く前にこちらからアピールしよう
確実に伝えなければならないことは、車のグレードと事前にまとめておいたアピールポイントをすべてこちらから伝える。とにかく見落とされそうなポイントは徹底的に、しつこいくらいにアピールしよう。

2.最低価格を伝える
最低金額を伝えて、そこからオークション形式で価格を釣り上げよう。最低金額は、あらかじめ調べておいた査定金額+αの金額で、その価格がつけば即売っても構わないという金額を最初に伝えてしまいましょう。そして、「100万円~のオークション形式で、一番高いところと契約します」と、はっきりと言い切ってしまうことがポイントです。ただし、中古車市場で売られている金額と同じか、それ以上の金額を設定してはダメです。すべての業者がそこであきらめてしまいます。

3.車を渡す日を伝える
「車は○月○日にお渡しします」と、こちらもはっきりと伝えましょう。特に、車を渡す日が近いと担当者の目の色は変わります。買い取り業者にもノルマが存在するので、すぐに契約できる!と、担当が思えば本部との交渉にも熱が入るし、本部側も条件を出しやすくなります。

4.事故歴や大きな傷がある場合は事前に伝える
特に事故歴はあればすぐに見破られます。変に隠すと信用を失いますので、ご注意を。それから、傷については大きな傷がある場合は正直に言いましょう。ちなみに、1cm以下の小傷は、傷として判断されないケースが多いです。1cm以下の小傷は、あえて言う必要はありません。

さぁ、ここまできたら後は、車を思う存分好きなだけ見てもらい、高値を付けてくれることを祈りましょう。
ちなみに、車の査定にかかる時間は1.5~2時間程度です。時間のないときに、あわてて決めようとすると損するケースがありますので、時間にはゆとりを持ちましょう。

あ!そうそう!!次の車をローンで買い替える場合、下取り金額は大事な頭金になります。当然、支払い計画を立てるときに、下取りを頭金と考え支払い計画を立てるでしょう。そうすると、下取り前提でディーラーと話をしてしまっているので、買い取りに出すのはムリだ...と、勘違いしている人も多くいます。
 ディーラーは、下取りで車を渡しても、頭金として現金を渡しても問題ありません。買い取り業者で高く売れることが分かった時点で「下取りやめて、現金で頭金払います!」って言えばOKです。それが、たとえ納車1週間前でも全く問題ないはずです。もし、どうしても心配なら、ディーラーの営業担当に確認してみましょう。

※注意
ごく稀にですが、金額が決まった後に、買い取り手数料とか言う訳のわからん手数料を差し引かれる場合があります。そのような手数料などがかからないかを確認しましょう。


---popo柿澤の独り言---
ちょっと努力は必要になりますが、時給にして考えたらすごい時給になるはず。私も次の買い替えのときは絶対に使おう!と心に決めています。