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まだまだ改善の余地がある「記憶力」

まだまだ改善の余地がある「記憶力」

波多野 謙介

コラボリズム株式会社 代表取締役で文系プログラマー。超朝型へのスイッチで、仕事と家庭の両立を目指す二児の父。

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社会人になると、今取り組んでいる仕事の能力についてはどんどん成長させる機会がありますし、仕事に関する目標についてはいくらでも考える機会があるのですが、人間としての「基礎能力」については意識して掛からないとなかなか伸ばす機会が無くなっていくものです。

Global Integration training session
Global Integration training session / Global Integration

せっかく新しい年になりましたので、今年磨く予定の能力というのを考えてみたところ、自分の能力で一番改善すべきなのは「記憶力」では無いかと思い至りました。思えば僕は特に「人名」に関する記憶力が悪く、例えば友達と話をしていて「小堺一機か!」というツッコミをしたくなっても「あのごきげんようの司会か!」みたいなテンポの悪いツッコミになってしまう事もしばしば。

その事が「トークのテンポが悪い」とかいう評価に繋がっている可能性を考えると、記憶力が悪いことによる悪影響は思ったよりも大きいのかも知れません。

という事で、今年は記憶力の中でも特に人名に関する記憶力を向上させたいと思います。僕はもう30半ばではありますが、この年からでも記憶力はまだまだ改善の余地があると考えています。実際、人名以外の記憶(パスワードとか数字の羅列)なんかはなぜか記憶力が上がっていますし、お客さんとの会話に関する記憶も、昔より細かく、正確になったように思いますから、人名だけが覚えられない訳がありません。

たぶん、記憶というのは「憶えよう」とする意識に密接な相関があって、「憶えよう」とする癖を身につける事が出来るかどうかが重要な鍵になっているように思います。そして一旦その癖が身についてしまうと、意識しなくても物事を憶える事ができるようになる。

妻などは渋滞で追い越された車のナンバーを語呂合わせで憶えていて、「あ、さっきのムシナナサン(6473)の車に追いついた」などと楽しんでいたりするけれども、これも車のナンバーを憶えるという癖がついているからできる事。彼女には車のナンバーが常に語呂合わせに見えるのでしょう。つまり記憶力を向上させるには習慣を身につければ良いのであって、方法さえ間違えなければ、年齢はあまり関係なく向上するのではないかと考えています。

という事で、今年の年末には「人名がすぐに出てくるようになった」という確かな実感を得られているよう、1年を頑張っていく所存です。

本年もよろしくお願い致します。