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人事部門のトップ(CHRO)に必要な8つのスキル
»2013年11月 7日
未来の人事を見てみよう
人事部門のトップ(CHRO)に必要な8つのスキル
人事・組織領域を専門とする経営コンサルティングファーム、クレイア・コンサルティングの広報・マーケティングチームです。
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クレイア・コンサルティングの調です。こんにちは。
HRE (Human Resource Executive) Onlineという、人事を担当する役員・部長さん向けに編集されている雑誌のウェブ版に、人事部門のトップ(CHRO: Chief Human Resource Officer)になるために必要な8つのスキルが解説されていたのでご紹介します。
Eight Skills Needed to Become the Chief HR Officer
著者は人事関連を統括する人材エージェントの方のようです。
- Emotional Intelligence / EQ
単純なコミュニケーションが出来ることは当然として、きちんと話を聴き、また頼りがいがあると感じさせる必要がある。- Effective Leader / 優れたリーダーシップ
チーム力を上げ、メンバーがチームに貢献したいと思い、かつメンター足りえるか。また他部門のトップからもアドバイスを求められるか。- Driver of Change / 変化を起こす
変化を論理的に説明・説得し、受け入れさせられるか。人の考えを変えられるか。- Board Experience / 取締役としての経験
できれば報酬委員会などの責務もあるとなお良し。プレゼンスがあるか。話の土台を作る力があるか。- Executive Compensation Expertise / 役員報酬に関する経験
専門家でなくてもいいので基礎は必要。経営全体の数字における位置づけとそのインパクトは必須。- Strategic / 戦略性
特に全社的な視点に立って、ビジネスに関する思考と意思決定が出来ることが重要。一方、人事だからこそいざとなれば手を動かすことも厭わずに。- Financial Acumen / ファイナンス感覚
P/Lが読めることは前提。人件費が予算の多くを占めることを理解した上で、収益性やそこに与えるインパクトを正しく把握する。- Business Focus / ビジネスへの深い関心
ビジネスを第一に考え、人事はその次に。ビジネスを理解し、トレンドを把握し、リソースの活用方法に熟知する。ビジネスに対する知的好奇心を持ち、自社の成長にコミットする。
役員報酬の多寡など、アメリカと日本でそのインパクトが大きく異なるところもありますが、特に最後のビジネスへの深い関心など、専門集団としての人事部門を経てきただけでは養われない要素をうまく獲得していく方法が、キャリアの枠組みや後継者育成計画(サクセッションプラン)などで求められてきます。取締役の経験などは大きな会社であれば子会社なども活用できるでしょうし、その余地が無ければ、それにとってかわるような経験をいかに積ませていくか、慎重に考えていく必要があります。
お読みいただきありがとうございました!
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11/5(火)の日経新聞朝刊に、グローバル人材育成に関する当社ディレクター桐ケ谷優のコメントが紹介されました。「グローバル人材になるため」には、「複数の外国語を習得するよう努力する」だけでなく、「とんがったくらいの行動力や旺盛なチャレンジ精神」などが必要であり、まずは海外ビジネスの難しさを事前に国内で学ばせ、「対応できるか、社員の適性を見極めたうえで人材を送り出した方が効果的」である旨、お話させていただいております。日経電子版の有料会員の方は、こちらから記事をお読みいただけます。
また同日夜のNHK総合「NHK NEWS WEB」にて、当社ディレクターの橋本卓が出演し、高齢者雇用について解説させていただきました。可能であれば当日コメント等を後日アップしたいと思います。
以下は当社の書籍の紹介です。
この新著では、根本的な改革においては組織内の構造にメスを入れるべきという理論を展開しています。
当社が最初に出版した本書は長らく絶版となっていましたが、このたび、同文舘出版の厚意により、出版権フリーの著作として無料公開することが可能となりました。全文をPDFでお読みいただけます。