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ハイテクな未来において自分の仕事を守る方法
未来の人事を見てみよう
ハイテクな未来において自分の仕事を守る方法
人事・組織領域を専門とする経営コンサルティングファーム、クレイア・コンサルティングの広報・マーケティングチームです。
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BNETのJessica Stillman氏の論考です。
How to Keep Your Job in a Hi-Tech Future
ハイテクな未来において自分の仕事を守る方法
http://www.bnet.com/blog/entry-level/how-to-keep-your-job-in-a-hi-tech-future/5080
アメリカでは経営幹部の報酬が上がり、会社の利益も上がる中、失業率はそれほど下がっていません。
その理由は様々な要因で説明できますが、The Lights in the Tunnel(トンネルの中のライト)を書いたシリコンバレーの起業家、Martin Fordはこのように解説します。
a large and growing chunk of our unemployment problem is down to advancing technology. The usual wisdom is that tech might replace a few jobs but, overall, it creates more employment than it destroys.
現在の失業はテクノロジーの進化に起因するものだ。よく語られるのは、テクノロジーはいくつかの仕事を置き換えることになるが、実際は破壊したよりも多くの雇用を生み出す、というものだ(が実際には そうはならないだろう)。
...
As artificial intelligence software improves and hardware becomes dramatically faster and more affordable over the coming decade, job creation in both low and high skill occupations risks falling short of expectations. And employers in a wide range of industries may increasingly choose technology over people.
人工知能のソフトウェアが進化し、ハードウェアが飛躍的に早く、またより手に入れやすくなるこれからの時代、スキルの高低を問わず、期待したほどの新たな仕事の創造が起こらないリスクがある。様々な業界の企業は人ではなくテクノロジーを選択する傾向が強まるだろう。
非常に希望の無い、特に学校を卒業したばかりの人には厳しいシナリオではありますが、これを避ける方法はあるのでしょうか?
Ford氏によると、
I think in particular a lot of knowledge-based and entry-level jobs -- the jobs that often college graduates get just starting out -- are going to be relatively susceptible probably in the next five to ten years.
知識ベースの仕事やエントリーレベルの仕事―たいていの大卒者がまず始める仕事の類―が、これからの5年から10年にかけて、この流れからの影響を受けやすいだろう。
...
It creates very top-heavy organizations. You're not training people for the future. The people who are coming out of college now who are supposed to get these entry-level positions, 20-30 years down the road there are going to be fewer of them or the ones who are there are going to have less experience. That clearly is a problem because you can automate a lot of the jobs but you still ultimately need people to lead.
]このことにより、非常に上層部分が重たい組織構造になる。何せ未来に備えたトレーニングをしていないのだ。現在大卒で入ってくる社員がまずこれらのエントリーレベルの仕事に就くことになるが、20~30年後に彼らの経験が有用なものとなっているとは言いがたい。仕事はかなりの部分オートメーション化されるだろうが、リーダーシップを取る人は間違いなく必要になるため、この状態は明確に問題になってくると言える。
現在の大学教育についても当然ながら不満はあるものの、一方でそれはすでにいい企業に入るための登竜門としての位置づけがあるため、問題があるから入学はしない、という選択肢はない、と明言しています。
それでは、どの業界でどのように働いていくのが、特に若い人たちに有効なのでしょう。
At the moment, the conventional wisdom is that healthcare is a good area. I think that's probably true. Anything that is very orientated towards interpersonal relationships is going to be relatively protected. Entrepreneurship is good. If you can start a business and work for yourself you're obviously going to be better off than if you're dependent on working for someone else.
現在のところ、よくある話としてはヘルスケア分野が良いと言われている。これはおそらくそうだろう。人と人との関係性が重要視される分野は比較的守られていると言ってよい。また起業もよいだろう。もしビジネスを始めて自分一人で働くことが出来れば、誰かのために働いている人と比べてよりよい暮らしが出来るだろう。
...
In general, my advice to kids is try to study science or technology if you can. I think those are the areas that are going to offer the most opportunity. And be flexible. Be entrepreneurial. Create your own job if you can.
一般的に言って、子供たちに対するアドバイスとしては、出来るだけ科学やテクノロジーを勉強すること。これらの分野が最も多くの機会を提供されると考えている。またフレキシブルになること。起業家精神を持つこと。そして可能な限り自分独自での仕事を作り出すことが重要だ。
人口知能の発達がどれほど人々の雇用を脅かすことになるのか、なかなか想像しづらいところではありますが、参考にしていただければと思います。
原文にはいろいろとリンクもついているので、そちらも是非ご覧いただければ。
お読みいただきありがとうございました!
TGIF!