高校や大学を卒業して自然の成り行きで会社に就職するという選択を取る人が多い。

社会の仕組が分からない人にとっては、会社に就職するということが一番安全で楽な選択となる。一部の人は、自分で手に職を身につけるということで商売を始める。最初は、商売のイロハを学ぶために安月給・長時間労働の労働環境で修行を始める場合が多い。

でも、

独立という夢に向かっているため我慢できる。その過程でお金を稼ぐということの大変さと本当の意味を知ることになる。

会社員生活が長くなると自分の手でお金を稼ぐという意味を肌で感じる機会が失い始める。会社の歯車として毎月月給を頂く生活に慣らされてしまう。会社で働き続ければ、苦労しなくても食べていけるという楽な選択を取る。

自分は才能があると会社で自負していも一人で１円でも稼げるかと問いかけると現実は、井の中の蛙である事に気が付く。

会社に頼る生活は、日本の大学のように入学すれば卒業が出来るという敷かれたレール上にある生活だ。このレールが徐々に崩れ始めている。

知人の会社は、この不況で人員整理を考え始めている。人員整理をしないと会社が倒産してしまう危険性があるからだ。この会社に安住の地を求めた社員は、自分で１円を稼ぐ才能を身につける必要がある。

独立してすぐに今までと同じ金額の所得を稼げる人はビジネスの才能がある。殆どの人は、最初は１円も稼ぐことが出来ない。自分の才能をどの様に買っていただけるかを知らないからだ。

独立まもない方は、まず、１円でも良いから自分の才能を買って頂けるお客を見つけることだ。それが達成できれば、次は１０円で買ってくれるお客を探す。それが達成できれば、１００円。そして、１０００円、１万円、１０万円、１００万円と目標を高めていくことだ。

自分の才能をお客様が１円で買ってくれないものであるならば、自分の才能を見直す必要があるだろう。才能を創り上げる修行から始める必要がある。

■自分の稼ぐ才能は何処にあるか？に続く