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○○○○○社の起業家向け雑誌取材を受けた!
»2011年2月24日
51歳からの起業:困っている会社員と起業家へのメッセージ
○○○○○社の起業家向け雑誌取材を受けた!
会社員から経営者になって「生かされている人生」を今という視点で味わっている。51歳で独立。好きな事をやって夢を実現している過程。一度しかない人生を悔いのないように生きたい!
当ブログ「51歳からの起業:困っている会社員と起業家へのメッセージ」は、2015年4月6日から新しいURL「http://blogs.itmedia.co.jp/goyat/」 に移動しました。引き続きご愛読ください。
時代の流れで会社から無理やり切り捨てられる40歳代以上の会社員が増えている。転職するのも難しい時代であるがために残された道は自らがビジネスを起こすしかない。
そんな需要とニーズを掘り起こす意味合いで40歳代以上の起業家を対象に特集を組むという。誠ブログにある私のテーマと記事がその会社の記者の目に留まったのかもしれない。彼らにとっては、格好のテーマであり私という起業家に興味を持つ理由にもなったと勝手に思っている。
起業をするときは、タイミングがある。
計画通りには行かない。
自分の頭で考える範囲を超えた別の世界から背中を押されて始まる場合が多い。
取材では、これから自分で一旗上げたい人たちを支援するような起業のヒントを話した。こんな内容だ。
- ビジネスの種は自分の足元に転がっている。遠くの種を探すよりも足元にある種を探して育てたほうが育てやすい。
- 「生きたい!!生き続けたい!!!」という強い思いが原動力となる。ゆったり構えている人は、経済的に余裕があるので自然と時間だけが過ぎて行き気力が落ちて行く。
- 頭で考えるな!体で感じるもの、自分が求めているものに隠れた道がある。まず、最初の一歩を誰よりも先に踏み入れることだ。未開拓なジャングルに最初に入る勇気と行動力が求められる。
- 頭にある現実と目の前にある現実は違う。違いは、動いてみてわかる。頭の中にある洗脳された知識で結論付けない。必ず、自分の足で手で体で感じて判断する。やってみないとわからないという現実の世界がある。
一生に一度ぐらい死ぬか生きるかの自分との戦いを味わっても良いのではないか。やるだけの価値はある。
私の会社は、5期目に入って半年が過ぎようとしている。
まだ自分との戦いをし続けている。だが、自分は生きているという自覚が感じられる。会社勤めのときは、そんな感覚はなかった。
自分が持っているリソース(何が出来るか、何が得意なのか、何に興味があるのか)を書き出してみることだ。一人で生きていくには、自分の武器を十分認識してそれをどのように使ったらこの社会で求められるようになるか考えるべきだろう。わからなければ、実際にアクションを起こしてみる。
小さな実験をたくさん行って脈があるものを探し出す。
インターネットは、小さな実験が簡単に出来る。思いついたビジネスモデルを検証するためにホームページをつくり感触を見る。そのためのツールを自分で見つけて実践してみる。
会社に見捨てられた人は、それを恨むのではなく感謝すべきだろう。自分に起業という道を考える機会を与えてくれたと。起業するには、起業するための動機がある。生きていくために起業する。
立派な起業理由である。
前向きにチャレンジし続ける人たちは、楽しい人生を送ることが出来る。色々なハプニングや出会いがあるからだ。