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自分でお客様を探す方法

自分でお客様を探す方法

吉田 憲人

会社員から経営者になって「生かされている人生」を今という視点で味わっている。51歳で独立。好きな事をやって夢を実現している過程。一度しかない人生を悔いのないように生きたい!

当ブログ「51歳からの起業:困っている会社員と起業家へのメッセージ」は、2015年4月6日から新しいURL「​http://blogs.itmedia.co.jp/goyat/」 に移動しました。引き続きご愛読ください。


こんなタイトルにすると誤解が生まれるかも知れないが、あえて、このタイトルにした。

自分でお客を探す方法は、一人で魚釣りに行くことと同じである。

1.どこに魚がいるの?(ターゲット市場)

海なのか、川なのか、湖なのか。

2.餌はどれにするの?(商材)

3.釣竿はどれにするの?(ツール)

4.どのようにして魚の群れを見つけるのか?(営業)

5.撒き餌はどうするの?(告知・宣伝)

魚を釣るポイントでよく釣れる場所とそうでない場所がある。

つまり、

自分でお客を探す方法は、上記のポイントを備えてどのポイントで釣り始めるかである。

独立を考えているウェブデザイナーがいる。ウェブデザイナーが独立をする時にまず何をすべきか。2番目の商材と3番目のツールは、既に準備できている。1番、4番、5番目の項目が満たされていない場合が多い。

多くのフリーランスのウェブデザイナーは、仕事を下ろしてくれる広告代理店や会社に頼る。その繋がりがあれば、なんとか食べていける。

しかし、

自分が求めているビジネス形態でない。この状態から這い上がれないで苦労しているフリーランスのウェブデザイナーが凄く多い。その原因が、自分でお客を探す方法を知らないためだ。

世の中にマジックは存在しない。特に営業のマジックはないと私は思っている。ビジネスの取引は、人間と人間との取引で成り立っている。これが樹立できないとお客様は探せない。

ホームページでお客様を探すと書くよりもホームページで発信する多くの情報でお客様に気がついていただくとしたほうが良いだろう。ホームページで情報を発信する行為は、撒き餌である。この撒き餌の方法が上手いウェブデザイナーは、自分でお客を探す前にお客が探してくれる環境を作れる。

そのためには、SEO、SEM、色々なツール、ターゲット市場にアプローチできる情報が必要である。ウェブデザイナーとお客との接点を作るのが情報を餌にしたホームページというツールである。情報の質と量が撒き餌になる。

お客様を自分で探せるような環境を作るには時間と試行錯誤が必要。このやり方は、一人ひとりやり方が違う。

これから独立する方は、最低でもあなたとお客様との接点をたくさん作り出す「撒き餌」と「情報発信ツール」を準備する必要がある。

新規顧客開拓と営業支援