私の会社は、Goyat LLC（合同会社）である。IT系専門サービスを提供する米国の会社はなぜかLLCが多い。多分、少人数精鋭で運営したいからだろう。会社をLLCにするのか、株式会社にするのかの判断は難しいことではない。むしろ、資本金をいくらにするかのほうが大変だ。ホームページに資本金を記載していない株式会社がなんと多いことか。

その理由は、資本金が少ない株式会社だからだろう。

当社は、LLCなので昔の有限会社の資本金の基準（300万円）にして設立した。もっと多くても良いし、少なくても良い。株式会社も同じだ。1000万円である必要はない。

会社を経営して6年目である。この間に、そして、現在も資本金をもっと多くしておけば良かったと思っている。特にこの不況の時代は資本金を多く投入して会社を設立すべきであると痛烈に思っている。

もし、あなたが株式会社を設立するならば、それがあなた一人でも、資本金1000万円以上用意したほうが安心してビジネス展開できるだろう。

合同会社の設立でも資本金が1000万円であったほうが良い。

当たり前といえば当たり前なのだが、これができないため1年で退場になる株式会社が多い。その事実を忘れないこと。

次に準備することは・・・起業する前に売り上げが立っているビジネスを持っていることである。

これも当たり前といえば当たり前であるが、それができていないで起業する人たちが殆どである。そのため、毎月の売上がゼロで1年間が過ぎてしまい退場する会社がなんと多いことか。

起業家は、創業時に精神的に「そう」と「うつ」の状態を一年以上体験することになる。２年目、３年目になればそれに慣れてくるが・・・・

精神的に苦しいことは確かである。これを楽しく過ごすことが出来る人は、成功するチャンスが多い。いつも、スマイル！今日がダメでも明日はきっと良くなると信じ込んでいる人にならないとやってられない。

精神的に苦しくなって耐え切れなくなるときに話ができる友人、知人が必要だ。自分の状況を気兼ねなく話せる人が近くにいると前向きに物事を考え始められる。

次は、勇気と言うか、踏ん切りというか、当たって砕けろしかない！ Go for Brokeだ！

いつも、逃げられるオプションを抱えていると難局に直面すると逃げてしまう。私たち人間は弱いものである。直ぐ逃げて楽をしたくなる。誰もがそうだ！

でも、

多くの人は、もう、逃げられるオプションを持つことができない。それで起業を考えるというか、そんな時代になってしまった。

最後は、お客を見つけるセンサーを身につけることである。このセンサーの感度が高いと起業は100％成功する。営業力＝成功の度合いといって良い。お客を見つけられればあとはそのニーズを満たせば良い。

世間には営業マンがたくさんいる。多くの営業マンは、出来るならば営業なんてやりたくないと思っている。ノルマのプレッシャー＝首切り。営業マンの離職率は高い。それほど営業は難しく、苦しい。

私のビジネスは、次世代のホームページ制作ツールを使った情報発信サイト構築である。

自分が提供する情報は、集客の餌になるという事実を認識していない。集客の餌は多いほうが良い。そして、鮮度が高いほうが良い。特別な専門知識はいらない。自分のビジネスを必要としているターゲット客層に投げて食べてくれる餌であれば良いのだ。

それを可能にする次世代のホームページ制作ツールである。世界では知られているが日本では知る人ぞ知るである。

Joomla CMS（ジュームラ　コンテンツ・マネジメント・システム）と言う。

最新バージョンJoomla 2.5がリリースされたばかりだ。10年後には、ほとんどの中小企業は、CMSというツールを使って自分たちの手で情報発信をしている会社になっているかも知れない。