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定年が65歳まで!これって本当にあなたの人生にとって良い事なの?
»2012年9月26日
51歳からの起業:困っている会社員と起業家へのメッセージ
定年が65歳まで!これって本当にあなたの人生にとって良い事なの?
会社員から経営者になって「生かされている人生」を今という視点で味わっている。51歳で独立。好きな事をやって夢を実現している過程。一度しかない人生を悔いのないように生きたい!
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横浜の相鉄線駅近くにあるスターバックス店でコーヒーを飲みながら色々と考えていたら、近くから60歳で定年退職をした会社員二人の会話が聞こえてきた。
何をやって良いかわからない! 時間だけが過ぎていく! 社会での居場所がない!
A: 会社で1年更新の契約社員になって働いているが60歳を過ぎて休日出勤は辛い。役職は店長のままで決裁権がない。責任だけが負わされている。休みがあっても休めない。働ける口があるだけ幸せなことはわかるが、本当にこれで良いのだろうか。
B: 今度、定年が65歳まで引き伸ばされただろ。俺の友人は、契約社員を辞めてなにか始めようとしているよ。でも、俺は何をやれば良いか見つかっていないので契約社員を辞めるにやめられない。
B: 今度、定年が65歳まで引き伸ばされただろ。俺の友人は、契約社員を辞めてなにか始めようとしているよ。でも、俺は何をやれば良いか見つかっていないので契約社員を辞めるにやめられない。
この二人は、団塊世代の定年退職者で会社に契約社員として繋がっているようだ。
ただ、
60歳過ぎてもっと時間的余裕がほしいと思っている。多分、経済的な余裕よりも時間的な余裕のほうが重要なのだろう。
この方々は、少なくとも65歳まで今の会社で契約社員として働き続ける機会が与えられている。多くの定年退職者は、こんな贅沢をいっていられない状態に置かれている。
- 何をやって良いかわからない!
- 時間だけが過ぎていく!
- 社会での居場所がない!
定年が65歳まで伸びて年金をもらえるようになってもこれらの問題は残る。
51歳で起業して今感じていることは、・・・
自分の人生を自分の足で作り上げる生活にやっと慣れ始めたということだ。
会社にぶら下がっている生活は、限度がある。65歳を過ぎたら、自分で残りの人生を創りあげなければならない。会社はそこまで面倒を見てくれない。
経済的な苦しみよりも精神的な苦しみが膨らんでくる。会社を離れたら、本当の自分が見え始める。
本当の自分で生きて行く生活に慣れる必要があるのだが、出来るならば会社にいる間に来るべき本当の自分に耐えられる準備や工夫をすべきではないか。
定年が5年伸びたから一安心!そう思っている人が多い。
でも、
5年なんかあっという間に過ぎる。
そして、
この問題に再度直面する。
今から会社に頼らないでも生きて行く準備を!65歳まで待つ必要はない!
社会に繋がる道を自分で探す!