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コミュニケーションはTake&Giveで
色々やってる社長のブログ
コミュニケーションはTake&Giveで
大阪・東京を中心に、これまで様々な業態の事業を展開中。それらの体験・実践をもとに、IT関係・外食産業・商業施設・M&A投資などのコンサルタントとしても活動。特技は、不動産投資。趣味は、ゴルフに音楽。最近は和服にも凝っている。
当ブログ「色々やってる社長のブログ」は、2015年4月6日から新しいURL「http://blogs.itmedia.co.jp/hiramoto/」 に移動しました。引き続きご愛読ください。
私は先日、あるビジネス系の交流会に出席した。
そこには、様々なビジネスを行っている起業家や
起業家予備軍の人達が参加しており、
色々と話をするうちに「新しい情報」を得ることも出来て、
楽しいひとときを過ごすことが出来た。
さまざまなビジネスに関する情報を得ようとする場合、
本を読んだりネットで色々と調べたり、
あるいはセミナーなどに参加するというパターンが普通であろう。
しかし、それらの方法よりも、実際にビジネスに関わっている人に
その話を聞くことが最も効果的なのである。
といっても、こういったビジネス交流会の時間を有意義に過ごすには、
ちょっとしたコツが必要であると私は考えている。
どういった工夫をすればいいか、少しお話しすることにしよう。
このコツは一言で言えば、
他の参加者とコミュニケーションをする場合、
貴重な情報は、Take&Giveで行うということである。
誰しも自分が持っている貴重な情報は、
ペラペラと喋りたいものではないからだ。
それを開示するからには、なにか見返りが必要である。
それが相手の持っている貴重な情報である。
例えば、読者が全く知らない業界で頑張っている社長と
会話を交わしていたとしよう。
とりあえず名刺交換から始まって、
お互いのやっている仕事の簡単な紹介に入る。
ここで、どちらからか自分の仕事の現状や
今後の方向性や問題点を語り出せば、
相手もそれに応じて自分の仕事の現状や方向性、
問題点などを語り出すものである。
そして、お互いの話を深めて行けば、
より相手のビジネスの情報を得ることが出来るし、
お互いにとっておそらくプラスとなるはずだ。
うまくいけば、その人物と末永く交流出来る
きっかけになるかもしれない。
しかし、それとは逆に、いくら自分の情報を開示しても、
相手がなにも情報をくれなければ、話はこれで終わってしまうし、
その人物と今後の付き合いもないだろう。
たまにこういった交流会で、
自分のセールスのみを目的としている人物に出会うことがあるが、
こういった人物は、Take&Giveではなく、
自分への利益誘導のみを目的としているので、
多くの場合、誰にも相手にして貰えないのだ。
また、時としてなかなか私の元から離れず、
色々と聞きまくる人物に出会うこともある。
私のことをなぜだか気に入ってくれたのかもしれないが、
一方的に情報を得ようとする人も、ちょっと迷惑ものである。
こういった交流会では。。。
いや、もう少し話を広げてもいいだろう。
ビジネスにおけるコミュニケーションでは、
バランスの良いTake&Giveを行うことが
よりよい関係を作る第一歩となるはずである。