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ビジネス英語で「I will〜」よりも「I should be able to〜」を使う理由

ビジネス英語で「I will〜」よりも「I should be able to〜」を使う理由

柏野 裕美

1975年生まれ。大阪 → シンガポール → 今、東京。2007年に帰国し、外資系ITベンチャーで広報を担当。2013年に独立。PRコンサルタント、文筆業、地域再生プロジェクト、英語学習分野で活動中です。

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しばらくブログをお休みしてしまってごめんなさい。

今日は、ちょっとしたビジネス英語のワンポイントアドバイスです。

■「I will〜」と「I should be able to〜」の使い分け

シチュエーション:
海外のクライアントとやり取りをする中で、
作成したドキュメントを送る約束をする。

「今週末までに最新版を送付します。」と言いたい場合、
英語にするとこうなります。

I will send you the most updated documents by the end of this week.

文法的には間違っていないですね。

ただし、確実に送れると言い切れない外的要因や懸念があるのであれば、
「今週末までに最新版を送付できるはずです。」としておいた方がいいのです。

その場合の英語はこうなります。

I should be able to send you the most updated documents by the end of this week.

「今週末までに最新版を送付できるかと思います。」もニュアンス的にはこちらの表現がいいでしょう。

おそらく日本語でのコミュニケーションであれば、自然に「送付できるはず」という意味合いで書くかもしれません。
しかしながら、英語で書くとなると、つい表現の精度が下がってしまうことは多々あるものです。

☆ポイント☆
英語のビジネスコミュニケーションにおいては、「will」を使う時は
100%約束できるかどうかを意識してみてください。