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戦略作りは連想ゲーム~誰でもできる会社の変え方~その2

戦略作りは連想ゲーム~誰でもできる会社の変え方~その2

細島 誠彦

株式会社TransamManagementSystem代表取締役。 中央大学法学部卒業後、ベンチャー企業その他企業の経営企画室長、管理本部長、CFO、取締役を歴任。経営戦略構築、マーケティング戦略構築、新規事業の立ち上げや財務戦略、M&Aなど、企業の参謀業務に従事。

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会社の目標が設定できたら、それを達成するために戦略を構築しなければならない。
簡単にいえば、目標を達成するために何をするのかを決めるということだ。

何かを成し遂げるためには、そこに辿り着くためのステップが必ずある。
例えば、個人的な目標として「車を買う」をあげるとすると、
お金を貯めなければならない。
とすれば、月々10万ずつ貯金する。
また、より早く買うためには、給料をあげる。
では給料をあげるためには、何をしなければならないか?
営業マンならば、より多くの受注をとり、給料をあげる。
経理の人ならば、日々同じ仕事をするだけではなく、
より効率をあげるために業務フローを見直す。
などなど、いくらでも方法はでてくる。

会社の目標も同じである。
売上3億円の会社が売上を10億円にするとすれば、
何をしなければならないのかを考えるのだ。
単純ではないが、10人で3億円稼いでいるとすれば、社員を30人にする。
もしくは1人あたりの売上高を上げる。
そのためには何をするか?
というふうに考えていく。

この際、様々なことを考える上で大事なことは、
最初は制約条件をもうけないことである。
「社員をそんなに入れられない」
「1人でそんなに売上をあげるなんて不可能だ」
などという制約は最初は考えない。
まっさらで考えないと自由な発想はでてこない。
マインドマップを使うと便利かもしれない。

いくつかの手法が案としてあがったら、
それをどうやって実現するかを考える
社員数をいきなり3倍にするのは無理でも、
徐々に増やすのは可能かもしれない。
1人あたりの売上高を、いきなり3倍にするのは無理でも、
営業方法を改善すれば効率は良くなるかもしれない。
また、その2つの組み合わせもできる。

最初から無理だと思うと無理だが、
どうやって実現するかを諦めないで考えることが大事だ。

ある程度の戦略が上がったら、
それらをブレイクダウンして戦術を考えることになる。

これらの一連の作業は、まずやることが重要であり、
達成できなければ、また違う方法を考える。
PDCAサイクルをぐるぐると回すのだ。

ほとんどの会社はPlanがないために、Checkもない。
ただあるのは、Doだけとなる。
戦略を動かし、このPDCAサイクルに乗せることによって、
大きく会社は動き出すはずだ。