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高い視点を得るための環境作り ブッダに学ぶ ~視点の研究11~

高い視点を得るための環境作り ブッダに学ぶ ~視点の研究11~

細島 誠彦

株式会社TransamManagementSystem代表取締役。 中央大学法学部卒業後、ベンチャー企業その他企業の経営企画室長、管理本部長、CFO、取締役を歴任。経営戦略構築、マーケティング戦略構築、新規事業の立ち上げや財務戦略、M&Aなど、企業の参謀業務に従事。

当ブログ「細島誠彦ブログ【参謀の戦略眼】」は、2015年4月6日から新しいURL「​http://blogs.itmedia.co.jp/hosojima/」 に移動しました。引き続きご愛読ください。


「高い視点」を身に付けるためには、
環境というものが重要だ。

大学などで普段から政治の話をするような環境にいれば、
自ずとそういうことに興味を持つような人間になる。

ファッションに興味を持つ人とばかりいると、
自分のファッションも気になってくる。

いいか悪いかは別にして、
環境は人の思考を左右する。
であれば、「高い視点」を身に付ける環境を作ることが最も近道だ。

①"小さな人"を遠ざける
"小さな人"とは、「低い視点」の人だ。
これは消極的方法ではあるが、有効な手段のひとつだ。

このような人が近くにいると、つまらない思考に、巻き込まれてしまう。
ランチや飲み会もこのような人といることは時間の無駄になり得る。
「あの会社、どうしようもないなー」
「あの部長、仕事できないねー」
「もっと俺の価値をわかってくれてもいいのになー」
「給料安いよねー」
これらの言葉は解決のための第一歩として発せられるのであればいい。
しかし、ほとんどの場合、これらの言葉は発せられて終わりになる。
何の解決にもならない。ただの愚痴だ。怒りだ。
このような人たちに自らの道を邪魔させてはいけない。

「高い視点」を持った人なら、こういう言葉を発する人たちを変えてあげたら?
という疑問を持つ人もいるだろう。
私もそう考えたこともある。しかし、人が人を変えられるなど思わないことだ。

仏陀は言う。
「性格の悪い友といるくらいなら独りで歩む」(『超訳ブッダの言葉』小池龍之介より)


②"大きな人"と付き合う
"大きな人"とは、「高い視点」を持つ人だ。
上記に反し、積極的方法だ。

大きな人と一緒に入れば、自らの視野が開けてくる。
これまで考えもしなかったことを、どんどんと見せてくれる。
世界が開けてくるはずだ。
様々な問題も不平不満で終わらずに、解決法まで考える。
怒らない、嫉妬もしない、悪口も言わない・・・。
こんな人と一緒にいたら、間違いなく人は変わる。。。

では、こんな人とどうやったらお近づきになれるのだろうか?
私が思うところ、そんなに少なくはないだろうが、多くもないと思う。
これまで、私はtwitterやfacebookなどで、会ったこともない方々と連絡をとり、
実際にお会いし、ビジネスにつなげたこともよくある。
こういう方々と近づきやすい世の中にはなっているのだと思う。
また、同じ会社にもそういう人はいるのかもしれない。
世の中、まんざらでもない。

そこまでしてもいなかったら・・・、そのときは、
ブッダの言うように、
「・・・独りで歩む」ことを決断すればいい。
独りで歩むこととは、孤独になることでも、情報を遮断することでもない。
様々な情報は入れながら、試行錯誤していくのだ。
実際に会えなくても、情報はとりやすい社会なので、理想の人がいれば、
発信されてことは、どんどん取り入れればいい。

そんなことをしているうちに、
「高い視点」
というのは、確実に身についていく!


『視点の研究』シリーズ終了!