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圧倒的なスピードがすべてを制する 仕事ができる人の研究10

圧倒的なスピードがすべてを制する 仕事ができる人の研究10

細島 誠彦

株式会社TransamManagementSystem代表取締役。 中央大学法学部卒業後、ベンチャー企業その他企業の経営企画室長、管理本部長、CFO、取締役を歴任。経営戦略構築、マーケティング戦略構築、新規事業の立ち上げや財務戦略、M&Aなど、企業の参謀業務に従事。

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仕事が出来る人のフレームワーク2M-SETのS、Speed(スピード)である。

仕事のスピードが早いに越したことはない。
これに異論のある人はいないだろう。
しかし、スピードは相対的なもので、
ある人の早いスピードとある人の早いスピードは違う。
よって、会社によっても「仕事が早い」という基準は違うだろう。

そういう相対的なスピードをどうやって計ればいいのか?

圧倒的なスピードで片付ける癖をつければいい。

周りの人に、「この人は仕事が早い」と思わせれば早いということだ。

では、仕事が早いとどんないいことがあるのか?

・時間ができた分、他の仕事ができる
・時間ができた分、自分の好きなことができる
・仕事の早い人と認定される。

まだまだ、いくらでもいいことはありそうだ。
逆にドンドン仕事が増えるということにもなりそうだが、
これはいいことだ。認められたということだ。

朝のこと。「どこそこに電話しておいて!」という依頼をして、
午後に確認すると、「いや、まだです」と当然かの顔。
これも人によるスピードの基準の差なのだろうが、
こういうことが起こると非常に損なことだ。
電話ぐらいすぐにかければ終わるのに、
無駄に後回しにする。
それだけで、その人は「仕事の遅い」人と思われる。

スピード感のある人になるには、
会社など所属団体のスピードが早いというのが一番鍛えられるが、
必ずしもそうではない。
そのときには、自らに圧倒的なスピードを持った仕事をすることを心がけるしかない!