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楽しい、夢のある消費税を実現しよう 宝くじ付きレシートを!

楽しい、夢のある消費税を実現しよう 宝くじ付きレシートを!

樋口 健夫

アイデアマラソン研究所所長 ノートを活用したアイデアマラソン発想法考案者であり、電気通信大学講師。現役時代は三井物産の商社マン。 企業の創造性トレーニングでは、ジャパネットたかたの全社員運動、アサヒビールでの研修などを続けている。独創性を命と考えている。

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楽しい、夢のある消費税を実現しよう! 「統一發票」

 消費税の増税が議論されている。すでに過去に提案しているが、今、もう一度、レシートに宝くじをつけることを提案したい。

統一發票について

 それは台湾がすでに数十年間実行してきた宝くじ付き公のレシートを導入することだ。大阪経済大学の、樋口克次教授と二人で、台湾の財務局を訪問して、詳しく"楽しい消費税"、"国民が喜んで支払う消費税"、"レシートを必ず受け取る習慣を付けて、消費税の脱税を防ぐこと"の効果を調査してきた。その増収効果も抜群だ。

(1)2か月に1度、家族が全員で、家族の使ったレシートを集めて、当たりの籤(くじ)を数百枚集めることで、家族が楽しめる。

(2)レシートを発行しないお店を、購入者、市民が「レシートをください」と請求することで、消費税の収税を明確にすることができる。

(3)レシートは、あれこれ無しで、国の用意するレシート用紙のみを使う。

(4)当たりが結構多くて、今の日本の宝くじのイメージよりもはるかに現実的な夢が持てる。

(5)レシートを団体に寄付することができる。市民運動に活用されている。

(6)台湾の市民に尋ねれば、100人に99人はこの宝くじ付きレシートを絶賛する。

良いことがいっぱいある。台湾から、このノウハウを導入して、実現してはどうかと思う。