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若者よ海外に雄飛せよ その12 生涯の友をつくる

若者よ海外に雄飛せよ その12 生涯の友をつくる

樋口 健夫

アイデアマラソン研究所所長 ノートを活用したアイデアマラソン発想法考案者であり、電気通信大学講師。現役時代は三井物産の商社マン。 企業の創造性トレーニングでは、ジャパネットたかたの全社員運動、アサヒビールでの研修などを続けている。独創性を命と考えている。

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若者よ、海外に雄飛せよ その12 生涯の友だち

 
「我が家には、あなたの泊まる部屋を用意しているよ。部屋の扉にあなたの名前が書いておくよ。いつでも来てくれ」

日本で友達になったアメリカ・テキサスから1年間日本に滞在した教授の家族が離日するときに言っていた。

古いアメリカ・ワシントンの友人の紹介を受けて、先生の数が日本に一年間滞在した間、我が家に何度も招待し、招待され、家族の付き合いをして、子供達とも、親しくなっていた。もちろん私はテキサスを訪問して、その先生の家に泊まり、大歓迎を受けた。先生の大学の授業で私の専門のアイデアマラソンの話をさせてもらった。

彼の家族とは日本に到着した日に会った。その先生は、その日から私が勧めるアイデアマラソンを開始して、現在に至るまで10000個の発想を、書き残している。(注:ワシントンの友だちも、大学の先生で、約16年前から、アイデアマラソンを実行していて、すでに技術史関係の百科事典を出版しているアイデアマラソニストである)


最低限の英語とユーモアの力、そして実行力が国際力の基礎だ。片言であっても英語を話すことの大切さをいまだに感じている。

前回の「青年よ海外に雄飛せよ」では、西アフリカにいるフランス人の高齢の友人の話をした。かなりの高齢だから、できるだけ早期に、もう一度、彼のところを訪問しなければならない。私たち夫婦には、今までの40年間に創ってきた友達が世界中にたくさんいる。フランスにも、スペインにも、スウェーデンにも、アメリカにも、オーストラリアにも、ネパールにも、ベトナムにもいる。アメリカでは、各地に広がっている。
「いつでも、おいで。自分の家のように」と、彼らがみんな呼んでいる。順番に行っているが、それでも時間がかかってしまう。そのままにしていると、こっちだtって年を取ってしまう。

これらの友人に共通するのは海外で生活した時に、一緒に食事をして、仕事以外の話をした人たちだった。仕事だけの関係では、とてもここまでいかない。一番古くは私の留学時代で、45年前のオーストラリア時代の友人。いまだにときどきスカイプで話をする。

約40年前のナイジェリア時代の友人もいる。サウジアラビア時代に知り合った友人たちも、世界中に散らばった。「今までの海外生活の実りはグローバルな友達のネットワークだったんだ」と、最近分かるようになった。逆も起こる。彼らも日本にやってくる。その時には狭い我が家でも大歓迎をすることにしている。

昔、海外に生活していた時には、もっとたくさん友人がいたが、連絡が途絶えた友人が多い。当時の携帯番号もなく、パソコン通信もなかった。昔は住所と電話番号だけだったが、電話番号を書いた当時の手帳が残っていない。アイデアマラソンを開始する前で、アイデアマラソンのノートであれば、必ず残っていたのだが。今はメールアドレスと携帯電話番号がある。これらは注意して使い、ときどき保守すれば、半永久的に活用できる。それが証拠に3.11の大震災の後は、ほぼ全員が問い合わせとお見舞いのメールを送ってきた。

①メールアドレスと②携帯電話番号は、③自宅の住所、④自宅の電話、普段は何気なく使っているが、これらの4つは、人生の宝物の台帳だ。近い国内の友人だけでなく、海外での友人のネットワークこそ、私の宝物だと思っている。もっと昔の音信が不通になった友人を掘り返していくのもすごく楽しみだ。