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【ブレストしてみた】3D映像
»2010年5月 8日
力重の「ブレインストーミング考」
【ブレストしてみた】3D映像
アイデアプラント 代表。著書に『アイデア・スイッチ』。専門領域は「創造工学」。クリエイティブ・リーダを助ける道具を作っています。
当ブログ「力重の「ブレインストーミング考」」は、2015年4月6日から新しいURL「http://blogs.itmedia.co.jp/ishiirikie/」 に移動しました。引き続きご愛読ください。
アイデアプラントには、いろんなメンバーが参画してくれています。
そして、いろんなテーマでアイデア出しをします。
以前の記事に続き、アイデアプラント協力メンバー
「安齋慎平」さんによる一人ブレストの内容を掲載します。
元となった誠Biz.IDの記事はこちら
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YouTubeも参戦! 3D映像は新しいビジネスモデルを生み出すか
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安齋さんによるブレスト、全文掲載します。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━「3D映像の新しい使い方をいろいろ考えてみた」映画「アバター」の公開で、より身近になった3D映像。3Dテレビの発売によって、今後ますます普及するものと考えられます。今回は、その3D技術の使い方について、自由な発想でブレストしてみました。---------------------------------------------------------------------------------(1)幼児向け番組で放送幼児向け番組で3D映像を放送します。人気キャラクターが今にも飛び出しそうな映像は、お子さんたちにきっと喜ばれると思います。(2)児童向け番組で放送教育テレビのような番組で3D映像を流します。例えば、「理科」の番組なら天体を扱う時に3Dで説明したり、「算数」の番組なら立体を3Dで説明したりします。教科書では実現不可能な「立体」を補完することができます。実際に授業で使っても良いですね。(3)銭湯に設置銭湯の浴室正面の壁画に、巨大3Dテレビを設置します。そこに富士山の3D映像を流せば、立体的な富士山を見ながらお風呂に入れます。そうなれば、銭湯がブームになるかもしれません。(4)有機ELと連携有機ELと組み合わせれば、「飛び出す絵本」や「飛び出す新聞」などが実現可能です。用途は無限大になりそうです。(5)パソコン画面に導入パソコン画面に3D技術を導入すれば、例えば年賀状をメールで出す際、「飛び出る年賀状」を作ることが出来ます。「ガショーーン」と文字が飛び出てきたら、思わず笑ってしまいそうです。(6)ゴルフシュミレーターに導入ヴァーチャルな練習が出来る、ゴルフシュミレーターに3Dを。リアルな練習をすることができます。打ちっぱなしゴルフ場を作る土地が無い都心部でも、すぐに実現可能です。(7)街の看板に導入これは3Dメガネを必要としない技術が必要ですが、(例えば、看板を二層にし、メガネ無しでも立体に見えるようにするなど)街の看板を3D映像にします。「今にもはみ出しそうなハンバーガー」や、「こぼれそうなジュース」など、消費者の購買意欲を喚起するために使えそうです。(8)自動車に導入これは完全なる突飛ですね(笑)運転中の距離感を矯正するために、3Dを導入します。車の前面に付いたカメラからの映像を3D化し、前ガラスに映します。向こうから来るバイクなどが立体的に見えるようになり、運転に慎重になる(はず)。教習所で、別途試験が必要になりそうです。(9)亡くなった方の想い出として昔の映像を3D化する技術があれば、立体的にすることで故人を疑似的に蘇らせることができます。葬儀などの際に映像として流すことができると思います。デジタルフォトフレームに導入しても良いですね。(10)iPhoneアプリと連携iPhoneの地図を3Dにして、立体的な地図を実現。これなら、地図を見るのが苦手な方でもわかりやすくなります。3Dメガネはモノクル(片眼鏡)の形を採用することで、歩きながらでも地図を見ることが出来ます。---------------------------------------------------------------------------------今回も、10個ばかり考えてみました。技術面での知識があれば、よりたくさんのアイディアをブレストすることが出来ると思います。またも自由にブレストしてしまいました。次回もご期待下さい!アイデアプラント協力メンバー「安齋慎平」━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
いかがでしたでしょうか。
元記事では、永田さんが「あまり現実を凝視しても、面白い発想は生まれない。こよいは未来小説でも読みながら、新しい3Dの活用方法を考えてみてはどうだろう。」と書いています。ブレストしてみたのは、多分、安齋さんだけじゃなかったでしょう。皆さんのアイデアがあれば、ぜひコメント欄に気軽にコメントをお寄せください。
【募集】
「この製品で、ブレストを!」「この記事でブレストを!」という"発想のお題"もぜひお寄せください。
筆者(石井)としては、最近ニュースになった95%の水分の物質が、おもしろいなぁとおもっていました。