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140文字。ホットなブレストの特性から割り出した意味【1】

140文字。ホットなブレストの特性から割り出した意味【1】

石井 力重

アイデアプラント 代表。著書に『アイデア・スイッチ』。専門領域は「創造工学」。クリエイティブ・リーダを助ける道具を作っています。

当ブログ「力重の「ブレインストーミング考」」は、2015年4月6日から新しいURL「​http://blogs.itmedia.co.jp/ishiirikie/」 に移動しました。引き続きご愛読ください。


ツイッター。

押しも押されもせぬ存在になりつつあります。
これは、ランダムワード発生マシーンとしても有効なシステムであり
一方で、あるキーワードの瞬間風速を直感的にみることのできるセンサーであり
発想のための刺激ツールとしても興味深く見ています。

さて、ツイッターの「140文字」という文字制限。

打ってみると、時々文字制限に引っかかって、

"なんで、こんな半端な文字量で?"
"いったい、140文字って、なんなの"

と初めの頃に感じます。

でも、使っていると、すぐにこの文字量が心地よくなっていきます。

TL(タイムライン)を追っていくときに、1投稿が、一目(数秒)でよめる。
これより長いと、次々見るのが難しい。
これより短いと、深い表現ができない。
そう感じます。

"ああ、140文字って、いいころあいだ。"
と腑に落ちていく。

そんな方が多いでしょう。


ブレインストーミング観察から分かること、と、
「口」というデバイスの性能上限。
この2つを照らしあわせてみると、
一つの仮説が得られます。

(次の記事に続きます)