誠ブログは2015年4月6日に「オルタナティブ・ブログ」になりました。
各ブロガーの新規エントリーは「オルタナティブ・ブログ」でご覧ください。
だました側も、だまされた側も楽しめる、学生時代のドッキリ~その2~
当ブログ「20年前の留学を、淡々と振り返る記録」は、2015年4月6日から新しいURL「http://blogs.itmedia.co.jp/jnakayama/」 に移動しました。引き続きご愛読ください。
いつも、「こんどはどんなドッキリで友人をひっかけてやろうか」とヒマさえあれば、アイデアを練っておりました。
今回も、見事に決まった思い出深いドッキリを紹介します。
電話の請求書を使って、ルームメイトに仕掛けたいたずらです。
■ターゲット
アフリカのザンビアに実家のあるインド人ルームメイト
■材料
国際電話の請求書:1通
大学3年のとき、インド人、南アフリカ人、フィラデルフィア出身のアメリカ人の4人部屋で生活していました。
つまり、留学生が3名おります。部屋にある電話は1台で、それをシェアしながら使っていました。国際電話をかける際は、生徒ごとに割り振られたパスワードっぽいものを入力して電話をかけます。(どんな仕組みだったかは忘れた)
そうすることで、電話料金の請求が、かけた本人にきちんと割り振られて請求されるという寸法です。
この仕組みを利用して、インド人ルームメイトにドッキリを仕掛けました。
こんなかんじで仕掛けました。
----------------------
1.ターゲットの彼宛ての請求書とそっくりの請求書をワープロで偽造する
2.そこに、
*通話先:Tokyo, Japan Charge:$350 Time:32minutes
*通話先:Johannesburg, SouthAfrica Charge:$420 Time:47minutes
*通話先:Nagoya, Japan Charge:$220 Time:21minutes
*通話先:Cape Town, SouthAfrica Charge:$670 Time:72minutes
・・・
・・・
・・・と、あたかも私と南アフリカ人の友人が、彼のパスワードをないしょで使って、国際電話をかけまくったかのような、テキトーなウソをびっしり印字する
3.本物の請求書と差し替えて、でっちあげの請求書をさりげなく彼の机に置いておく
4.部屋に戻った彼が、請求書を見て仰天し、我々二人に詰め寄る
5.「何かの間違いじゃないの?」等とどぼけたり、みえみえの言い訳をして、反省の色を見せない我々
6.請求書が証拠だとばかり、激しく追求してくる
7.押し問答を繰り返した挙句、怒りが爆発する直前で、ばらす
----------------------
本物の請求書と似せるため、ワープロできれいに作るのに苦労しました。
よくよく見れば、手製であることはバレバレな稚拙なモノだったと思うのですが、ターゲットの彼は金額と通話先だけ見て、「うわぁぁぁぁぁ!!!」と冷静さを失ってくれたようです。
ワープロでいちいち請求書を作るのが面倒だったので、このいたずらは1回やっただけで終了しましたが、全員が大笑いできた思い出深いいたずらでした。
つづく