今回は世界一ゆるいスポーツを標榜するビアポンを取り上げたいと思います。ビアポンとはどのようなスポーツなのか。そして果たしてスポーツなのか・・・と言う疑問はさておき説明をしていきます。

ビアポンの発祥は1950年代のアメリカと言われています。ダートマス大学の飲み会の余興として始まったとも言われています。ではビアポンのルールなのですが、ビールが注がれたカップに向けてピンポン玉を投げて、見事そのピンポン球がカップに収まったらそのビールを飲み干さないといけない。これがビアポンの始まりのようです。

・・・スポーツじゃなくてほんと宴会の余興じゃん、と思われた方もいるでしょう。しかし、これが侮ってはいけなくて実はワールドシリーズという世界選手権まで存在し、世界中から1000人ものプレーヤーが集まり鎬を削り、優勝賞金はなんと5万ドル！ここまで本気でやるのはまさにアメリカならではなのかもしれません。規模としては確かに世界大会があるしすごいけど、やっぱりスポーツじゃないじゃん、と思われる方もいるでしょう。実はこのビアポン、結構体も動かし、技術も必要なんです。

まず大会でのカップの置き方ですがボーリングのピンのように三角形になるように並べておきます。その中にビール、または水を３分の１ほど注いで重しにします。

そして攻撃側はそのカップへ目がけてピンポン玉を投げ入れる！簡単なように見えますが結構入らないものなんです。ピンポン玉の投げ方は直接カップに目がけて投げてもいいですし、バウンドさせてカップに入れても大丈夫。ここでは集中力が非常に物を言うかもしれません。

攻撃側と書きましたが、一方この攻撃を防御することもできるのです。それはディストラクションと言って相手の集中力を削ぐことで邪魔をすることができます。相手をやじったり、激しくダンスをしたり相手の集中力をそらすためには目立つように動き回らなくてはならない。これって結構疲れると思いませんか？ただしテーブルより前にはみ出してはダメです。

攻撃するときは集中力を、そして防御するときは体全体を使って相手の集中力を削ぐ。思ったよりもスポーツっぽいじゃないですか。スポーツなんですけど。

とにかくまずは体験してみることが一番！２０１１年１２月４日に東京で「BEER PONG JAPAN CUP 2011」が開催されます。この大会に優勝すれば何とラスベガスで行われる世界大会にご招待というプレゼントも！そしてさらに世界大会で優勝すれば賞金５万ドル（予定）があなたのものに！すでにJAPAN　CUPは予約で埋まっている可能性もありますので、ぜひビアポン公式ページなどをご覧になって問合せをしてみてください。

ビアポン公式のテーブルやカップ、ボールなども公式ホームページのショップページで購入することもできます。これから忘年会やパーティなどでもこのビアポンで盛り上がってみませんか？

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