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4万円で始める野鳥撮影
開米のリアリスト思考室
4万円で始める野鳥撮影
社会人の文書化能力の向上をテーマとして企業研修を行っています。複雑な情報からカギとなる構造を見抜いてわかりやすく表現するプロフェッショナル。
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こんにちは、開米瑞浩です。今回は完全に趣味の話です。
先日来何度かカメラの話を書いてますが、実は最近野鳥撮影にはまっておりまして・・・
↓つい昨日撮ったのがこれでした(クリックすると高画質で開きます)
OLYMPUS PEN E-PL5 + デジBORG71FL + 1.4倍テレコンで撮影+トリミング。距離20メートル弱
これで使った デジBORG71FLというのは天体望遠鏡メーカーのトミーテック製で、天体望遠鏡を一眼レフカメラにつけられるようにしたセット、みたいなものです。PENはマイクロフォーサーズ規格の小型ミラーレス一眼カメラで、
- レンズを交換できる
- カメラ自体が手ブレ補正機能を持つ
ためにこういう(天体望遠鏡で撮影する、というような)拡張をするのに向いています。(PENについての関連記事→写真を撮るのは面白いですね、千鳥ヶ淵の桜)
で、↑上の写真は町田市と相模原市の境を流れる境川という川の、対岸に止まっていたカワセミを撮ったものなんですが、撮った自分でも目を疑うほどの高画質! 20メートル弱ぐらい離れたカワセミ(スズメと大差ない大きさ)の羽毛が見える! (ぜひクリックして高画質でご覧ください)
「遠くのものを撮る」のに特化した天体望遠鏡の解像力はすさまじいものがありますね(・・・オートフォーカスが効かないので動く鳥はなかなか撮れませんが)。
とはいえ、↑上の装備だとカメラとレンズに三脚とレリーズ合わせて20万近くかかるし、全長も50cmを超えるので「散歩ついでに気安く持ち歩く」のは難しいですが、最近は野鳥撮影に向いた比較的小さく軽く安いカメラが出てきてまして、例えば↓このカワセミは高倍率ズームコンデジで撮ったもの。(クリックすると高画質で開きます)
Canon PowerShot SX50HS で手持ち撮影+トリミング。距離5メートルほど。
↑このカメラ Canon PowerShot SX50HS は今の実売価格で4万円ちょっとぐらいなのでかなり敷居が下がります。しかもコンパクトで持ち歩きやすく(小さめの一眼レフぐらいの形と大きさ)、さらに強力な手ブレ補正に加えて超望遠時でも被写体を探しやすくする機能を備えていて、まさに「手軽に野鳥を撮るためのカメラ」と言っても過言ではないほど。
こういう高倍率ズームカメラが、オリンパス、FUJIFILM、SONY、Nikon など各社から出ているので、数年前とは違って野鳥撮影を気軽に始められる条件がそろってきました。
ただ、さすがに絶対的な画質では1枚目のような天体望遠鏡+ミラーレス一眼ベースのシステムには負けます。参考までに一枚目の写真と同じぐらいの距離(15~20メートル)でSX50で撮ったカワセミの写真を載せておくと↓こんな感じでした。
とはいえ、野鳥の中には結構近くまで寄れる鳥もいるので、タイミングがいいとこんなのが撮れたりします。
↓ヒヨドリ
Canon PowerShot SX50HS で手持ち撮影+トリミング。距離5メートルほど。
というわけで数年前に比べるとグンと敷居が下がった野鳥撮影。
ウォーキングの趣味がある方など、ついでにやってみると面白いですよ!
私が自分で撮った写真はiPadに入れて持ち歩いているので、興味がある方は直接会ったときに言ってくれればお見せします(^^)/
たとえば・・・・・
↓メジロ(境川)
↓野生化したワカケホンセイインコ(相模原市鵜野森)
↓カワセミ(境川)
↓飛び立つカワセミ(境川)
↓カワセミの恋の季節(境川)
↓はばたくカモ
↓風に向かって立つコサギ(境川)
↓ツグミ(境川、野鳥公園)
↓キセキレイ(境川)
↓ハクセキレイ(境川)
↓イソシギ(境川)
↓コサギと鯉
↓タカサゴモズ(野鳥公園)
では、また(^^)/