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読みやすい文章を書く秘訣

»2013年5月 7日
事業のヒント

読みやすい文章を書く秘訣

神 真一

事業アドバイザーとして、滋賀、京都で「楽しく正しい事業」に導く事業アドバイスをしています。

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私の文章は、面白くて読みやすいと言っていただけることが多いです。

そこで、「どうやったら文章が上達するのですか?」と聞かれることもありますので、今日はその秘訣をお伝えしたいと思います。

その秘訣は、面白くて読みやすい文章を書く努力をするということです!

あ、秘訣でも何でもないかも知れませんね。(笑)

でも、これは真実であり、これ以外に上達する方法はありません。

たとえば、キーボードで文字を早く打ちたいとします。

そこで、「文字を早く打つ方法」という本を買ってきて、必死に勉強しました。

さて、勉強が終わったら、文字が早く打てるでしょうか?

実際にそんなことをしている人がいれば、「そんな本を読む暇があったら、実際にキーボードを叩けば?」と思うはずです。

読みやすい文章を書くのも同じで、「面白くて読みやすい文章を書く秘訣」を学んでいる暇があったら、とにかく文章を書くことが大切なのです。

でも、なぜかそういう勉強をすれば、理想的な文章が書けると思っている人がいます。

当然ながら、それでは読んでもらえる文章を書くことはできません。

どうやって書けばいいのかポイントがわからなければ、理想とする文章を徹底的に読みます。

自分で実際に読んで、面白いと感じた部分に注目して、なぜ面白いと感じたのかを考えてみます。

それを自分の文章に取り入れるのです。

そうした努力をしながら「面白くて読みやすい文章を書く方法」を学べば、上達も早くなります。

努力していれば、勉強も身に付くということですね!

努力もしないで、学校の勉強のように誰かに教えてもらうことばかり考えていては、本当に面白くて読みやすい文章を書くことはできません。

努力もしないで上達しようという甘い考えを捨てることです。

あとは、自分で読んで面白いと思えるか、読みやすいと思えるかが大切ですね。

自分が読んで面白くない文章は、人が読んだらもっと面白くありません。

自分で読みにくいと感じる文章は、人が読んだら読みにくいと感じる前に、読んでもらえません。

私も数年前のブログなどを読み返してみれば、明らかに今よりも下手な文章です。

でも、いろいろと書き続けた結果、いつの間にか上達しているということです。

事業が向上するのに秘策も奇策も与作もないのと同じで、文章が上達するのに秘訣も不潔も墓穴もありません!

不潔なことを考えていたら、自分で墓穴を掘って落ちるだけです。(笑)

文章に限らず、地道な努力がやがて結果になるのです。

ただ、読みやすい文章を書くコツはいろいろありますので、気が向けば書きたいと思います。