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税務調査の断り方

»2013年5月27日
事業のヒント

税務調査の断り方

神 真一

事業アドバイザーとして、滋賀、京都で「楽しく正しい事業」に導く事業アドバイスをしています。

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最初の税務調査を断ってから、忘れた頃に税務署から連絡がありました。

前回からどれくらいの期間かは忘れましたが、1、2年後くらいだったと思います。

その頃は現場から離れていて、あちこちをウロウロしていました。

税務署員とは電話でやりとりをしたのですが、前回とまったく同じ会話となりました。

別に忙しくはないのですが、「忙しいので無理!」と言っていたのです。

時間を見付けてゴルフの練習場に行っていたのですが、横で「カーン」とボールを打つ音が鳴っているのに、「仕事で忙しいので無理!」で押し通したのです。(笑)

その時期はゴルフが最優先でしたので、ゴルフも仕事の一部でした。

その仕事の練習に励んでいるわけですから、これも立派な現場での仕事なのです!

前回の例がありますので、同じようになると思っていましたが、やっぱり同じようになりました。

何回か電話でやりとりをした後、税務署員からの連絡が途絶えたのです。

私が主張したことをまとめると、このようになります。


・税務調査に協力するけど、平日の昼間(税務署の活動時間)は無理。
 (夜や早朝、土、日はOK)

・時間が取れたら協力するけど、少なくとも数ヶ月は無理。
 (たぶん1年くらいは忙しい)

・自分が仕事を抜けたら事業に支障が出る。
 (損失が出たらどうしてくれる?)


「協力するけど、今はどうしても無理」ということですね。

これを一貫して主張すると、税務調査が消滅するということです。

(絶対ではありません。あくまでも私の経験です)

ちなみに、その後も何度か税務調査の連絡がありましたが、全部このパターンで断りましたので、今まで一度も税務調査に入られたことはありません。

おそらく税務署員にはノルマみたいなものがあって、ややこしいところに時間をかけている暇はなく、すぐに行けるところに行くのでしょうね。