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反面調査のような税務調査

»2013年5月28日
事業のヒント

反面調査のような税務調査

神 真一

事業アドバイザーとして、滋賀、京都で「楽しく正しい事業」に導く事業アドバイスをしています。

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反面調査のような形で税務調査の連絡があったことがありますので、その時の話を書いてみたいと思います。

かなり儲かっている会社と取引があり、その会社の建物の改修工事などを請け負いました。

ちなみに、そんな仕事をやっていたことを今、思い出しました。(笑)

それほど高い請負金額ではありませんでしたが、その会社が儲かっていることもあり、かなり大きな金額で契約書を交わしました。

年度末ギリギリでしたので、節税対策の意味もあります。

その後、そのお金がどうなったのかは、ご想像におまかせします。(笑)

その直後に、その会社に税務調査が入りました。

どうやら年度末の決算を待って、税務署に狙い撃ちされたようです。

そこで、年度末の大きな金額の契約書が問題になりました。

別に違法ではありませんし、金額も自由なわけですが、明らかに目立っていたのです・・・。

それから2日後くらいに、税務署から私の会社に連絡がありました。

その会社の税務調査は終わっていませんし、管轄の税務署も違うのですが、反面調査が入ったということです。

ただ、その会社に対する反面調査ではなく、私の会社の税務調査です。

まあ、どっちでもいいですが。(笑)

税務署員は「すぐにでも調査したい」ということでしたが、私は「忙しいので無理」という返事です。

今回は怪しい契約がありますので、しつこく連絡があるかと思ったのですが、意外とあっさりと消滅しました。

電話が2回あったくらいで、「あら?それで終わり?」と拍子抜けするくらいでした。

予定外の調査が急に入ったため、簡単にあきらめたのだと思います。

おそらく、ノルマというか税務調査の予定みたいなものがあり、それに沿って仕事を進めているのでしょう。

そこで予想外の調査が入ったら予定が狂いますので、予定の調査よりもあきらめるのが早いのだと思います。

過去の税務署員のやりとりとは違う感じがして、「あっちから言われたので、予定外だけど連絡しているんですよ」と言っているように受け取れましたので、そうなのだと思います。

またもや、簡単に税務調査が消えていったのです。