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ネットワークビジネス会社が潰れた直後

»2014年8月 7日
事業のヒント

ネットワークビジネス会社が潰れた直後

神 真一

事業アドバイザーとして、滋賀、京都で「楽しく正しい事業」に導く事業アドバイスをしています。

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急成長したネットワークビジネス会社は、無茶な活動をする会員が多かったこともあって、短期間で潰れてしまいました。

サポート窓口はしばらくあったものの、潰れるとなってからは、それぞれが次の道を探して動き出していました。

動き出すというよりも、めちゃくちゃ早かったですね。

「この会社は素晴らしいシステムで、これ以上はありません!私は人生をかけてやっています!」と言っていたような人は特に早かったですね。

さっさと別のネットワークビジネス会社に乗り移って、「あの会社はダメでしたけど、こっちが最高です!」なんて手のひらを返したようにやっている人もいました。(笑)

そんな軽々しいセリフを吐く奴は、口先100%ということですね。

捨てる神あれば拾う神ありとも言いますが、ちょうどいい具合に別の会社が出てくるものです。

ちなみに、私は捨てられた神でした。(笑)

トップクラスの人たちの中には、何人かで会社を立ち上げたこともありました。

潰れることを一番早く知っている人たちですので、すぐに動き出し、潰れるのが公になってから移ったということです。

自分たちでゼロからやるのではなく、すでに何らかの商品を扱っている会社にネットワークビジネスの仕組みを持っていった形だったと思います。

いろんなパターンがありましたが、早ければ早いほうがメリットが高いのを一番実感して、多くの恩恵を受けていた人たちですので、とにかく動きは早かったですね。

自分の利益だけを考えるのに必死だったのでしょう。(笑)

私のもとにも誘いがありました。

上の人からの誘いもありましたし、私のグループにいた人からの誘いもありました。

それもそのはずで、私のような人が何人かグループにいれば、一気にタイトルを獲ることも可能になります。

上下関係は変更できませんので早い者勝ちです。

その様子を見ていて思ったのは、ネットワークビジネスで成功したり少しでも結果を出している人は、またネットワークビジネスに行くということです。

成功を収めたトップクラスの人たちは、次なる成功を求めて、またネットワークビジネスをやります。

少しでも結果を出している人は、もっと良い会社だったら結果もより出せるということで、またネットワークビジネスをやるのです。

その様子を見て、「こうはなりたくないなあ~」と思いました。

とても視野が狭く、ちっぽけに見えたからです。

私は、「次にネットワークビジネスをやるならば、自分が会社をやらねば意味がない」と思っていました。

自分が会社を作れば、自分の思い通りにシステムにでき、当然ながら自分がトップになります。

実力があればやりたいところでしたが、まだ大企業を卒業したばかりで右も左も分からない状態ですので、何もできるわけがありません。

ということで、大企業の次は、とりあえずネットワークビジネスを卒業したのでした。