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病院で全然違う診断結果が出た

»2014年8月17日
事業のヒント

病院で全然違う診断結果が出た

神 真一

事業アドバイザーとして、滋賀、京都で「楽しく正しい事業」に導く事業アドバイスをしています。

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何年か前に妻が足の一部がかゆいということで、近くの開業医に行きました。

原因はよくわからず、塗り薬と飲み薬をもらって帰ってきました。

塗り薬を塗っても良くならず、市販の塗り薬のほうがマシと言っていました。

飲み薬はなんか怖くて、飲まなかったということです。

先日、市民病院に診てもらいに行くということで、私も一緒に行ってきました。

先生は見た瞬間に症状がわったようで、「これはよくありますよ~」と言っていました。

よくある湿疹ということで、塗り薬をもらって帰ってきました。

その薬は効果があり、次第に症状が良くなってきたのです。

今回は、医者によって診断結果が全然違いました。

当然ながら対処法も薬も違いますので、これは怖いことだと思いました。

開業医は原因すらわからず、適当な薬を出したのかどうかはわかりませんが、間違った診断をしていたということです。

アトピーのように体の中の悪性のものが皮膚に出るならわかりますが、足のごく一部分がかゆいだけなのに飲み薬って、素人が考えてもおかしいですよね?

小さな湿疹だったから誤診でも笑い話で良い経験ですが、これが致命的な病気とかだったらえらいことです。

病院を変えてよかったと思いました。

誤解のないように言っておきますが、開業医がダメで市民病院が良いということではありません。

今回はそうだったというだけで、市民病院が誤診をして、開業医が正しい場合もあるでしょう。

私が言いたいのは、見て(診て)もらう人によって何もかも全然違うということです。

これは事業でも同じです。

病気なら今回のような間違いは少ないと思いますが、事業の場合はそうではありません!

相談する人によって、全然違う答えが返ってきます。

たとえば、「もっと集客するにはどうすればいいですか?」という質問をしたとします。

すごく抽象的な質問ですので、10人の経営コンサルタントとかに聞けば、10通りの答えがあるでしょう。

人によってやり方、言うことがバラバラでしょうし、どの意見を取り入れたらいいか迷うはずです。

中には、「集客なんて考える必要ありませんよ!別のことをやりましょう」と言う変な人もいるかもしれません。

あ、ちなみに私のことです。(笑)

じっくり検討して、一番正しい方法を選ぶことができれば良いのですが、そうでない方法を選んでしまえば、間違った方向に進むことになります。

さらにたちが悪いのは、間違った方法でも一時的に集客できたり、売上が上がることがあることです。

一時的な目先の結果に喜んで、結果が出なくなったら似たような間違ったことを繰り返し、どんどん悪くなった会社やお店はたくさんあります。

一度道を間違えると、正しい道を言っても理解してもらえません。

なぜなら、本人は間違っているとは思っておらず、自分が正しいと思い込んでいるからです。

おおっと!いつの間にか話が私の本業に入りかけていました。(笑)

ともかく、今回の件で私が言いたいのは、「見てもらう(診てもらう)人、相談する人を間違ったらダメですよ!」ということでした~