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特許で儲けることを考える

»2014年8月28日
事業のヒント

特許で儲けることを考える

神 真一

事業アドバイザーとして、滋賀、京都で「楽しく正しい事業」に導く事業アドバイスをしています。

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ユーザー車検の代行の代行が失敗に終わり、その次に何をしたかを考えていたら、特許を取得して儲けようと行動したことがありますので、今日はそのことを書いてみます。

サラリーマンを辞める前後くらいから、いかにして金儲けをするかを考えていました。

大企業のサラリーマン上がりですので、一般社会の感覚からはほど遠く、まさに右も左も分からない状態ですので、自分で商売をする発想はありませんでした。

もちろん、知識として商売することは頭にありましたが、自分が商売するという発想にはならず、それが行動に結びつくこともありませんでした。

大企業のサラリーマンと商売はあまりに世界が違いすぎますので、自分で商売する発想になるのに階段が10段あるとしたら、まだその1段も上がっていない状態だったのです。

そこで、まず特許をとって儲けることを考えました!

もちろん特許ばっかり取って全然儲からない「特許バカ、発明バカ」では話になりませんので、売れる商品の特許を取らなければなりません。

そんなことは当然ですが、特許を取るには方法を知っておく必要がありますので、その勉強をすることにしました。

全然ダメな発想ですが、当時はこんなもんです。(笑)

勉強と言っても、特許の取得方法とかを解説した実用書を1、2冊買って読んだだけです。

その勉強で、特許について少しは詳しくなり、取得までの流れや手順もわかりました。

勉強は終わりましたので、次はいよいよ特許出願です!

でも、その時になって落とし穴があることに気が付きました。

特許を出願するネタもアイデアも何もなかったのです。(笑)

順番を間違えたことに気がつきましたが、考えて簡単に出るものではありませんので、特許で儲けることは頭から離れていきました。

しかし、しばらくしてチャンスがやってきました!

水筒を洗うとき、細長い棒の先にブラシが付いたので洗いますが、汚れが取れないことがあります。

汚れを取ろうとして力を入れると、棒がぐにゃりと曲がって力が入らず汚れは落ちません。

もうちょっと便利なブラシはないかと思って探しましたが、ありませんでした。

そこで、何でも屋の私は自作することにしました!

直径数ミリの鉄線(鉄の棒)に硬いスポンジを取り付けて、それで洗ってみたところ、汚れがきれいに落ちたのです!

力を入れても曲がりませんので、取れにくかった汚れも簡単に取ることができました。

「おお~、これは歴史的発明だ!」と自画自賛です!(笑)

妻が使ったら「これはいい!」ということでしたので、単なる自己満足ではありません。

「ひょっとしてこれは意外に未開の分野で行けるかも!?」と淡い期待が出てきましたので、さっそく行動に移しました。

少し前に勉強した特許の知識が役に立つことになるのです。