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»2014年9月25日
事業のヒント

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神 真一

事業アドバイザーとして、滋賀、京都で「楽しく正しい事業」に導く事業アドバイスをしています。

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ギフトセットにするための箱が必要でしたので、専用の箱を業者に発注することにしました。

「箱なんて安いもんだろう?」と甘く見ていたら、なんと40万円近くの見積もりが飛び出してきました!

あまりに高くて、目玉が飛び出して床に落ちました。(笑)

説明を聞くと専用の木型が必要ということで、大きなのは1個10万円くらいはするということでした。

箱代よりも、それらのほうが高かったのです。

金型だったらもう一桁上がりますので、それくらいなら仕方ありません・・・。

次からの発注は木型分の代金はなくなりますので、先行投資と考えて発注しました。

それと同時に、営業が「包装紙もいりますね?」と言ってきました。

新聞紙にくるんだら具合悪いかもしれませんが、包装紙なんて市販のを買えば十分ですよね?

でも、やっぱり専用の包装紙があったほうがいいと言われました。

そこで業者に見積もりを取ると安かったので、発注することになりました。

箱の金額に比べると一桁安いので、私の単純な頭は「ああ、安いもんやな~」となって、それ以上深く考えることはありませんでした。

高い値段ばかり見た直後に安い値段を見ると、実際以上に安く思えてしまうコントラスト効果とかいうやつですね。

ということで、特注する必要もない割高の包装紙ができ上がりました。(笑)

そのまた同時期に、「お試しセット用の箱があったほうがいいのでは?」となりました。

料理のさしすせソースとかの標準セットが入ったのを「お試しセット」として安く販売するために、そのセットが入るダンボール箱が必要ということです。

これも市販の段ボール箱でいいと思いましたが、見た目も肝心ということで作ることにしました。

作ると言っても既成品の白い段ボール箱の各面にロゴと「お試しセット」と入れるだけですので、印刷代がプラスされるだけです。

金額は覚えていませんが、それでも特注品になりますので、結構高かったような気がします。

これらの特注品が一気に重なり、数十万円の出費となってしまいました。

本来ならば経費をかけずに進めるほうがいいのでしょうが、深く考えることなく思い付きで行動していましたので、勢いで作ってしまったという感じですね。

ギフトセットを販売するために、専用のチラシを作りました。

さすがに、ここはプリンタで印刷して経費をかけないようにしました。

経費のかけどころが違うような気がしますが、自分たちでできないことは外注するという、わかりやすい基準ですね。(笑)

その結果、ギフトセットはそれなりに注文が入りました。

それだけで黒字化することはありませんでしたが、外箱の見栄えが良くて箱を開けた瞬間もよく見えましたので、見た目にこだわった結果です。

商品も味より見た目一番で選んだ効果ということですね。(笑)

ただ、お中元かお歳暮の時期が終わると、ギフトセットの注文はガクンと落ち込みました。

ということで、打ち上げ花火のようなあっという間の結果でした。(笑)