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前回は「なぜ売れないのか?」となる原因を2つ書きましたので、今日は残りの2つを書きます。
1つ目は、理念がフラフラしていることです。
もしくは理念も何もないことです。
売れない原因と経営理念は直接関係ないように思えるかもしれませんが、実はめちゃくちゃ関係があります。
わかりやすい例でご説明しましょう。
理念がしっかりしているところは、「この商品はこれだけの価値があるから、絶対にこの値段だ!」と、売れなくても値段を下げたりキャンペーンとかをすることはありません。
理念がしっかりしているから、たとえ全然売れなくても値段を下げることはないのです。
そうすると、その姿勢に共感したお客さんが集まってきて、だんだん売れるようになってきます。
理念がしっかりしていないところは、「値段が高いのかな?厳しいけど少し下げてみるかな?どうしようかな・・・?」と悩みます。
そして、下手なキャンペーンとかをやりだして何とか売ろうとします。
キャンペーンでちょっと売れたら最後です。
売れなくなると次なるキャンペーンをやることしか頭になく、その次はバーゲン、その次は出血大サービス、その次は超特大出血大キャンペーンと、あの手この手で売ることしか頭になくなります。
さっきプロバイダか何かで「どーんと割よりお得なもっともっと割」というキャッチコピーを見かけましたが、もはや意味不明です。
行き着く先は「もっともっと割よりお得なもっともっともーっとドッカーンと割」みたいになるんでしょうかね?(笑)
こうなったら理念もへったくれもなく、永遠の迷宮入りです。
理念がしっかりしていれば、こんなアホな考えにはならず、高くても売れるようになるのです。
2つ目は、売れない原因が自分以外にあると考えていることです。
「商品が悪いのか?売り方が悪いのか?市場が悪いのか?誰かが悪さをしているのか・・・?」
このように、外に原因があると考えているわけです。
気持ちはわからなくないですが違うんです。
原因は外にあるのではなく自分の中にあるのです!
外に原因があると思ってしまえば、最後には「自分は悪くない!周りが全部悪いんだ!」という責任転嫁の考え方に陥ってしまいます。
景気が悪いとか、政治が悪いとか、大型店が原因とか、海外製品が原因とか、耳にイカができるほど聞いてきましたが、そうじゃないんです。
あ、耳にタコでした。(笑)
そうではなく、原因は全て自分の中、会社やお店の中にあるということです。
これがわからなければ、事業の発展はありません。
これがわかって、解説した他の原因を解消していけば売れるようになります。
以上、非常に奥が深いテーマですので簡単な解説だけになってしまいましたが、重要なポイントを書きましたので、ぜひ参考にしてくださいね!
あ、どこかから「参考になったけど、それにしてもなぜ売れないんだ?」という声が聞こえてきました。(笑)