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プレスリリースの書き方3

»2014年11月 7日
事業のヒント

プレスリリースの書き方3

神 真一

事業アドバイザーとして、滋賀、京都で「楽しく正しい事業」に導く事業アドバイスをしています。

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プレスリリースのポイントを書くつもりでしたが、過去2回はなぜか書けなかったため、3度の正直ということで今日こそ書きたいと思います!

過去の例や相談を思い返すと、多くの会社やお店がプレスリリースを書く一番のタイミングは新商品の発売でした。

「うおー、これはすばらしい商品だー!」と唸る商品ができ上がると、それを何とか世の中に知ってもらいたいと思います。

言うまでもなくタダで。(笑)

その思いで新聞社とかにプレスリリースを配信して、「どこか1社でもいいから引っかかってくれー」と願うわけですね。

その結果は、当然ながら反応は一切ありません。

こんなバカな考えで、あーいやいや、こんな安易な考えでマスコミにゴミを送りつける、あー違った、マスコミに再生紙の原料を送りつけるところが結構多いのです。(笑)

そうした行動の心は、「タダで商品の宣伝をしてもらえる」という考えにあります。

記事になれば強力な宣伝になるのは間違いありませんが、そんな自分本位の考えでは、プレスリリース以前に大きな間違いをしていると言えます。

新聞で新商品紹介の記事はたまに見かけますが、その多くはプレスリリースとかが元ではなく、別の理由というか裏があって載っているわけです。

大手ならともかく、どこの馬の骨かもわからない会社やお店がプレスリリースを送っても、商品の宣伝なら0.8秒でシュレッダー直行です。

「新商品の宣伝なら、お金を払って広告を出してよね~」ということですね!

業界紙向けのプレスリリースや、よっぽどユニークな商品であれば別ですが、普通の新商品を発売したプレスリリースなど、作る方ももらう方も損しかないのです。

新商品のプレスリリースはわからないでもないですが、たまにバーゲンやキャンペーンのプレスリリースを送るところもあります。

実際に何度も見たことがありますが、それはもう面白いとしか言いようがありません。

でも本人はいたって真剣なので、余計に笑えてきます。

宣伝用のキャンペーンなので、「何とか記念!赤字覚悟でこの商品が70%オフ!」と派手にタイトルが書いてあり、商品の写真がドドーンとあり、どれだけすごいキャンペーンなのかが書いてあるわけです。

笑いをこらえて、「バーゲンやキャンペーンを紹介した新聞記事って見たことあります?」と聞くと、ようやく夢から醒めてもらえます。(笑)

2点とも非常にわかりやすい例でしたが、実に多くの会社やお店がやってしまう間違いです。

再生紙の原料にしかならないものを送りつけても、それが記事に変身することはありません。

商品に関するプレスリリースを送るなら、実績を書くのが一つの方法です。

「累計1万個販売しました」とか、「10年間売れ続けています」といった実績をそのまま書いて送るわけです。

こうした実績は取材につながる可能性が増え、実際に取材につながっています。

実績をそのまま書くことが大切です。

ちょっとでも大きく見せるために、「大ヒット!」とか「超ロングセラー!」とか書いてしまいがちですが、そんな余計なことは書く必要ありません。

大ヒットかどうか、ロングセラーかどうかは相手が判断することで、自分で大きな声で叫ぶものではないからです。

つまらない飾り文句は、自分は小物だと言っているようなものです。

余計なことを考えずに事実をそのまま書けばいいだけです。

それでは、そろそろお待ちかねのプレスリリースを書くポイントをお伝えしましょう!

おお~っと!気が付けば記事の終わりのタイミングになっていました!

今日こそはポイントを書くつもりだったので残念ですが、2度あることは3度あるということで~(笑)

ちなみに、私は数は3までしか数えられませんので、このシリーズは終わりの可能性が高いかもしれません・・・