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ピエリ守山がオープンした当時に行ってみたら、ものすごい違和感というか変な感覚がありました。
何がどう変なのかを一緒に行った子供らに説明したら、1箇所で30分くらい話し込んでしまうくらいです。
行く末が見えましたので、ピエリ守山に行く度にフロアガイドをもらって帰り、保存していました。
手元に7枚くらいあるので時系列で見ていくと、閉店ラッシュの様子がよくわかります。
いやー、何と意地悪な!(笑)
ショッピングモールやショッピングセンターなどの複合施設を見ると、その行く末が見えてきます。
感覚的なものですが、一体感という感じでしょうか。
複数店舗の一体感があればうまくいき、一体感がなければどこかが閉店していきます。
その一体感がすばらしいのはイオンモールですね!
わかりやすい例としては、食料品売場から少し歩けばファッション街に行くわけですが、違和感なくすんなり行くことができます。
歩けば行くことはできますので、景色がつながっているという感じでしょうか。
う~・・・、うまく説明できませんが、要するにモール全体に一体感があるということです。
昔のピエリ守山は一体感がなく違和感だらけでした。
おそらくショッピングモールのノウハウも何もない会社がやったからだと思いますが、景色に例えると、京都のすぐ横にアフリカがあり、そのすぐ横にイタリアがあるという感じですね。(笑)
その結果、予想通りになりました。
今回のリニューアルでは前よりも改善されていましたが、一体感はあまりないと感じました。
ということは・・・。
他の複合施設を見ても、当たることがとても多いです。
この話をすると、「もうちょっと具体的に」とか、「数値で表現できませんか?」と言われることがあるのですが、それは無理な相談です。
なぜなら、私自身がよくわかっていないからです。(笑)
こればっかりは長年の勘と経験が物を言いますので、数値で表したり人に教えることはできません。
分析したりグラフにすることもできませんので、経験を積むしかありませんね。
また、分析したり数値で表現しようとする人は、一番大事なものを見落としてしまいます。
たとえば、もう一度行こうかどうか考えるときに、「あそこは満足度86%だったからもう一度行こう!」とはなりませんよね?
お客さんはそんな数値で決めているわけじゃないのに、それを数値で表現しようとするのはトンチンカンなことなのです。
後付で評論したり数値とかで表現することはできますが、先を見るのは簡単なことではありません。
ということで、一体感をキーワードにショッピングモールとかを見て、勘を鍛えてみてください!
絶対に、いやきっと、いやたぶん、いやおそらく、いや・・・運が良ければ、変な勘が鍛えられるでしょう!(笑)