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社員を雇用する重さ

»2011年7月11日
事業のヒント

社員を雇用する重さ

神 真一

事業アドバイザーとして、滋賀、京都で「楽しく正しい事業」に導く事業アドバイスをしています。

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最初に採用した社員は、6歳年上で何かと癖のある人でした。かなり後で聞いた話ですが、どうも転職癖があったようでした。

彼を紹介してくれた人の話によると、それに加えて、通勤距離が長かったことと、仕事のきつさを考えれば、1年も持っているのはすごいということでした。

仕事が続いたひとつの理由は、給料が人よりも高かったことにあるはずです。しかし、それだけなら他に仕事はあるはずですので、何か魅力のようなものを感じていたのかも知れません。

しかし、彼がどんな思いだったかを実感するのには、1年かかりました。

ここで、最初の記事の事件が起こったのです!
初めて採用した社員とその苦悩

それから、しばらくして彼から言われたのですが、私には人を引き付ける魅力があったということでした。何度も辞めようと思ったけど、本当に辞める気にはならなかったということでした。

彼からすれば、私は6歳年下ですので、少々のプライドのようなものがあったみたいです。ビジネスに年齢は関係ないけど、まだそこまで割り切れる年齢じゃなかったのかも知れませんね。

だから、注意されたらふてくされたり、半分無視したような行動になっていたということでした。

魅力を感じてもらえながらも、それらに気付かなかったことは、大いに反省するべき点です。

そして、お互いに思い違いがあって、距離感が縮まらなかったということですね。当時は、深く考えたことがありませんでしたが、これは、私の力不足ということです。

経営者の仕事は、従業員を教育することです。他にもたくさんありますが、直接、指導するかどうかは別にして、人材を教育するのは、会社として一番にやらなければならないことです。

それができていなかったのは、経営者の力不足ということなのです。

そこで、誰かの助言を求めれば良かったのですが、そういった考えが全くありませんでした。実力がないのに、自分の考えだけで事業をすることは危険です。

自分の会社の将来が変わってきますし、従業員の現在も将来も変わってしまうからです。いま思えば、第三者に少しでも相談していれば、この1年でも結果は違っていたと思います。

従業員を雇用する責任については、どこからどこまで、どのように考えるかによって違いますが、とても大きなことだとあらためて実感したのでした。

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過去を振り返りながら、最初に雇用した従業員にスポットを当ててブログを書いてきました。今日で最初の記事につながりましたので、この流れは一旦終了となります。

次からは、何をどのように書いていくのか未定です。連載は善し悪しがありますので、思い付いたことを書いていこうかなと思っています。

ただ、そうなると、いろんな話題が出てきますので、話がごちゃごちゃになる可能性もあります。背景を説明するだけで、大変になるかも知れません。

まあ、次回、書く直前に決めることにしよう!?