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プロパンガスの配送で毎月100万円以上稼ぐ人がいましたので、私も同じくらい稼げると思ってやり始めました。
まずわかったことは、100万円以上稼げるのは冬場だけということです。
夏場はガスの消費量が減りますので、配送のボリュームも半分くらいになります。
配送員によって担当地域が決まっていますので、夏場だけ件数を倍にしてもらうわけにいきませんので、減るのは仕方がありません。
考えれば当たり前の話ですが、稼ぐ人の平均月収は70万円~80万円ということでした。
もちろん、決して悪い数字ではなく、宅配便などでは難しい金額です。
一日だけ、その友人のガスの配送の手伝いに行ったことがあります。
土地勘がないため、住宅地図をもらって、楽に回れるように小さいボンベの需要家を多くしてくれていました。
「じゃあ、ぼちぼち回ってきますわ~」と言いながらスタートして、必死になって回りました。(笑)
土地勘がないというハンディがあるとは言え、あまりに遅いと格好悪いので、「ぼちぼち回ってきましたわ~」という感じで終わりたかったのです。
必死で回っているところに携帯が鳴りました。
何か用事かなと思ったら、「まだか~?」という電話だったのです。
「あともうちょっと残っていますわ~」と返事をして、もうちょっとどころではない数を少しでも早く終わろうと、さらに必死になりました。(笑)
その間にも電話があって、その人たちにしてみれば、明らかに遅いことがわかりました。
地図を見ながらのハンディがあることを差し引いても、私が必死に回っている1.5倍くらいの仕事を普通にやっているような感じだったのです。
トラックのスピードは変わりませんし、乗用車を乗っている感覚でカーブを曲がると、ガスボンベがぶっ飛んでえらいことになりますので、その点も変わりません。
私は以前は大型トラックを転がしていましたので、2トン車の運転なんて屁みたいなものです。
また、力には自信がありましたし、仕事の段取りも良かったので、配送に劣る点はないはずです。
それなのに、全く歯が立たなかったのです・・・。
でも、これが現実ですので、稼ぐ人は鬼のように仕事をこなしていることは間違いありません。
その後、別の配送会社の人に話を聞いてみると、月収70万くらい稼いでいるということでしたが、あまりにハードすぎて、爪を切るにも三日がかりといっていました。
爪を切ろうと思っても、あまりに疲れているため気力がなく、ようやく三日目くらいに仕方なく切るということです。
若くて筋肉もりもりの人でも、それだけハードで時間がないということでしたので、月収100万円は無理という返事でした。
私自身は、コンクリート製品製造の現場と掛け持ちでしたので、大した金額は稼げなかったのですが、フルに回っても70万円くらいが上限になる計算でした。
これらの事実を総合すると、月収100万円稼ごうと思えば、1ヶ月休みなしで、朝から晩まで鬼のように回る必要があることになります。
彼らの話を聞いていると、「狭い道でも車でグイグイ入っていくと、早く配れるぞ~」と余裕の話が出るのですが、その裏では相当な努力をしているということです。
話に悪気があるわけではなく、普通の人にしたら相当な努力が、彼らにしてみれば普通になっているということです。
その話を鵜呑みにして、「おおー、稼げるんだなあ~」という感覚を持ってはいけないということです。
当たり前の話ですが、肉体労働でそんなに簡単に稼げる仕事はありません。
それが身にしみた経験だったのでした。
まずわかったことは、100万円以上稼げるのは冬場だけということです。
夏場はガスの消費量が減りますので、配送のボリュームも半分くらいになります。
配送員によって担当地域が決まっていますので、夏場だけ件数を倍にしてもらうわけにいきませんので、減るのは仕方がありません。
考えれば当たり前の話ですが、稼ぐ人の平均月収は70万円~80万円ということでした。
もちろん、決して悪い数字ではなく、宅配便などでは難しい金額です。
一日だけ、その友人のガスの配送の手伝いに行ったことがあります。
土地勘がないため、住宅地図をもらって、楽に回れるように小さいボンベの需要家を多くしてくれていました。
「じゃあ、ぼちぼち回ってきますわ~」と言いながらスタートして、必死になって回りました。(笑)
土地勘がないというハンディがあるとは言え、あまりに遅いと格好悪いので、「ぼちぼち回ってきましたわ~」という感じで終わりたかったのです。
必死で回っているところに携帯が鳴りました。
何か用事かなと思ったら、「まだか~?」という電話だったのです。
「あともうちょっと残っていますわ~」と返事をして、もうちょっとどころではない数を少しでも早く終わろうと、さらに必死になりました。(笑)
その間にも電話があって、その人たちにしてみれば、明らかに遅いことがわかりました。
地図を見ながらのハンディがあることを差し引いても、私が必死に回っている1.5倍くらいの仕事を普通にやっているような感じだったのです。
トラックのスピードは変わりませんし、乗用車を乗っている感覚でカーブを曲がると、ガスボンベがぶっ飛んでえらいことになりますので、その点も変わりません。
私は以前は大型トラックを転がしていましたので、2トン車の運転なんて屁みたいなものです。
また、力には自信がありましたし、仕事の段取りも良かったので、配送に劣る点はないはずです。
それなのに、全く歯が立たなかったのです・・・。
でも、これが現実ですので、稼ぐ人は鬼のように仕事をこなしていることは間違いありません。
その後、別の配送会社の人に話を聞いてみると、月収70万くらい稼いでいるということでしたが、あまりにハードすぎて、爪を切るにも三日がかりといっていました。
爪を切ろうと思っても、あまりに疲れているため気力がなく、ようやく三日目くらいに仕方なく切るということです。
若くて筋肉もりもりの人でも、それだけハードで時間がないということでしたので、月収100万円は無理という返事でした。
私自身は、コンクリート製品製造の現場と掛け持ちでしたので、大した金額は稼げなかったのですが、フルに回っても70万円くらいが上限になる計算でした。
これらの事実を総合すると、月収100万円稼ごうと思えば、1ヶ月休みなしで、朝から晩まで鬼のように回る必要があることになります。
彼らの話を聞いていると、「狭い道でも車でグイグイ入っていくと、早く配れるぞ~」と余裕の話が出るのですが、その裏では相当な努力をしているということです。
話に悪気があるわけではなく、普通の人にしたら相当な努力が、彼らにしてみれば普通になっているということです。
その話を鵜呑みにして、「おおー、稼げるんだなあ~」という感覚を持ってはいけないということです。
当たり前の話ですが、肉体労働でそんなに簡単に稼げる仕事はありません。
それが身にしみた経験だったのでした。