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元請けのリーダー格とメーカーとの共謀で、計画通りもう一社の元請けが誕生しました。
普通なら、元請けが完全に入れ替わってもいい状況ですが、残った元請けは、人数分の仕事をもらえていました。
そうなったのは、その元請けは工場の運送業務も手がけていたからです。
手がけていたというよりも、運送業がメインで、そのつながりで製造業務を請け負っていたのです。
工場の運送から撤退されると、メインの運送業者のため、工場から製品が出荷できなくなってしまいます。
だから、工場から裏切り行為にあったものの、元請けの立場はそのままで、人数なりの仕事は確保できていたのです。
工場としても、運送がなければ完全に切っていたところだと思いますが、切るに切れないという事情があり、そういった形になったのでしょう。
そうして、なんとも言えない微妙な関係が始まったのです。
私に言わせれば、あまり理解できないことです。
裏切り行為はメーカーがやるようなことじゃありませんし、裏切られて平気な顔をしている元請けの社長もどうかと思います。
そこは、下請けの強みでもあり弱みでもあるかもしれません。
下請けだから、メーカーのすることに反論はできませんので、裏切られたとなっても、文句を言うことはできません。
でも、下請けに入り込んでいるため、一気に抜けてしまったらメーカーも困るのです。
また、仕事がなくなれば下請けも困りますので、持ちつ持たれつというか、おんぶに抱っこという感じでしょうか。(笑)
それは仕方がないとしても、現場はやりにくい状態でした。
私が入った時は、すでに何ヶ月も経っていたので、その状態が普通だったのですが、ピリピリしたムードが漂っていました。
一つの工場を二分していますので、相手の状況は丸見えです。
また、天井クレーンとかは共通で使っていましたので、何かと気を遣うことも多かったですね。
ライバル同士ではなく、敵対関係のような感じでしたので、一触即発とまでは言いませんが、それに近い面はありました。
その状況を見て、「工場は何をやろうとしているのだろう?」と思いました。
一つの工場で分かれてバラバラの仕事をしていますので、明らかに効率は劣ります。
敵対関係であれば、なおさらロスが発生します。
それは、工場にとっても良くありません。
請負ですので、支払う金額は変わらないかも知れませんが、工場側の人権費や管理する経費が増えますので、デメリットのほうが多いはずです。
運送業務がネックになって切るに切れないのであれば、きっちり話をして、運送業務だけにするという選択肢もあるはずです。
メリットがあるとすれば、新しい下請けは単価が安くなっているくらいでしょう。
そうだとしても、工場の経費が増えていれば、何をしていることかわかりません。
実に奇妙な状態だったのですが、中途半端にすると良いことがないという勉強ができました。
普通なら、元請けが完全に入れ替わってもいい状況ですが、残った元請けは、人数分の仕事をもらえていました。
そうなったのは、その元請けは工場の運送業務も手がけていたからです。
手がけていたというよりも、運送業がメインで、そのつながりで製造業務を請け負っていたのです。
工場の運送から撤退されると、メインの運送業者のため、工場から製品が出荷できなくなってしまいます。
だから、工場から裏切り行為にあったものの、元請けの立場はそのままで、人数なりの仕事は確保できていたのです。
工場としても、運送がなければ完全に切っていたところだと思いますが、切るに切れないという事情があり、そういった形になったのでしょう。
そうして、なんとも言えない微妙な関係が始まったのです。
私に言わせれば、あまり理解できないことです。
裏切り行為はメーカーがやるようなことじゃありませんし、裏切られて平気な顔をしている元請けの社長もどうかと思います。
そこは、下請けの強みでもあり弱みでもあるかもしれません。
下請けだから、メーカーのすることに反論はできませんので、裏切られたとなっても、文句を言うことはできません。
でも、下請けに入り込んでいるため、一気に抜けてしまったらメーカーも困るのです。
また、仕事がなくなれば下請けも困りますので、持ちつ持たれつというか、おんぶに抱っこという感じでしょうか。(笑)
それは仕方がないとしても、現場はやりにくい状態でした。
私が入った時は、すでに何ヶ月も経っていたので、その状態が普通だったのですが、ピリピリしたムードが漂っていました。
一つの工場を二分していますので、相手の状況は丸見えです。
また、天井クレーンとかは共通で使っていましたので、何かと気を遣うことも多かったですね。
ライバル同士ではなく、敵対関係のような感じでしたので、一触即発とまでは言いませんが、それに近い面はありました。
その状況を見て、「工場は何をやろうとしているのだろう?」と思いました。
一つの工場で分かれてバラバラの仕事をしていますので、明らかに効率は劣ります。
敵対関係であれば、なおさらロスが発生します。
それは、工場にとっても良くありません。
請負ですので、支払う金額は変わらないかも知れませんが、工場側の人権費や管理する経費が増えますので、デメリットのほうが多いはずです。
運送業務がネックになって切るに切れないのであれば、きっちり話をして、運送業務だけにするという選択肢もあるはずです。
メリットがあるとすれば、新しい下請けは単価が安くなっているくらいでしょう。
そうだとしても、工場の経費が増えていれば、何をしていることかわかりません。
実に奇妙な状態だったのですが、中途半端にすると良いことがないという勉強ができました。