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今日望まれる使い方に最適化した J one

今日望まれる使い方に最適化した J one

川乃 もりや

とあるところで、とあるコンビニのオーナーをしている、「川乃 もりや」です。事情により、匿名です。とあるコンビニの元社員が仕事や感じたことを、時にはコンビニの内情のあれこれをブログにしちゃいます。みなさんお付き合い下さい。

当ブログ「とあるコンビニオーナーの経営談議」は、2015年4月6日から新しいURL「​http://blogs.itmedia.co.jp/kawarimonoya/」 に移動しました。引き続きご愛読ください。


 長かった。
 2年前、年頃の娘が携帯電話を購入するのをきっかけに、イーモバイルのTouchDiamondからauのEVOへ乗り換え。
 当時終焉を迎えようとしていたOS、Windows Mobile6.1搭載機であるTouchDiamondに限界を感じていた為、AndroidOS機への乗り換えハードルは低かった。
 テザリング機能を必要としていた筆者は、当時は希少種だったテザリング可能なEVO以外の選択肢はなかった。キャンペーンとして、7インチタブレットがもらえるのも魅力だったので、EVO次世代機の噂を聞きながらもISW11HTへと乗り換えたのだった。
 あれから2年、スマートフォンの進化は目まぐるしかった。しかし、2年縛りの契約をしてしまった筆者は、時が流れるのを待つしかなかった。

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 長かった2年を超え、2013年5月20日この日、HTC J oneの発表会にいる。初めて手にしたスマートフォンがHTC社製TouchDiamond、次がHTC EVO。特にHTC社製にこだわって選んできたわけではないが、ココにいるのも何か運命のようなものを感じざるを得ない。




 今回のJ oneは、スマートフォンというモノをより日常生活内の必須アイテムへと近づけた。それをHTC社は"今日望まれる使い方に最適化した"と、表現している。

◯もうアプリ間を行ったり来たりすることはない
 "HTC BlinkFeed"は、TwitterやFacebookといった情報をホームに配置させたことにある。
 個々のアプリを立ち上げなくても、ホームで一括して表示してくれる。これは多くの人が、複数のアプリを行ったり来たりしている現状を、大きく変えることとなるだろう。

◯画素の数より大きさで勝負
 フィーチャーフォン以来、幾度と無く繰り返されてきたカメラの画素数競争。"HTC UltraPixel Camera"は画素の数より大きさで勝負している。Pixel Sizeを大きくすることで、光を多く取り込ませた。それにより、薄暗い場所でもより明るく撮影できるようになった。
 現地で撮影したEVOとの比較を見ると一目瞭然だ。
●EVO画像
EVO.jpg
●J one画像
jone.jpg
ちょっとボケてるのは筆者の腕の無さということで(汗

◯動画と静止画を同時に保存
 "HTC Zoe"は、シャッターを押す1俵前から4秒間20枚の写真と、シャッターを押してから3秒間の動画を1シャッターだけで撮影。その他様々なエフェクトを搭載している。

 筆者は話を聞きながらポカ〜ンとしてしまった。完全について行けない。「スマートフォンもココまで進化したか」と、未来へタイムスリップしたかのようだ(ちょっと大袈裟だが)。実際、Android2.某の頃のモノしか使っていない筆者には、未知のデバイスであった。折角のtouch&tryの場であったので、色々といじくってみたが、カメラ機能に至っては全く理解不能のまま、会場を後にしてしまった。

 一番便利に感じたのはHTC BlinkFeedだ。日常使っていてTwitterを開け、Facebookを開けと、不便に感じていたからだ。画面を上にスクロールするだけで、様々なSNSを同時に閲覧できる。ホームに配置されているとはいえ、ロックを解除しなければ、画面には映し出されないので安心だ。
 また、その消費電力は、通常のホーム画面の消費とほぼ変わらないということなので、アプリをいちいち立ち上げるより電池持ちも良くなるだろう。

 発売は6月上旬。待ち焦がれていた機種変の時期が来たようだ。


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