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私は血液型B型だけど短絡的ではない!!
»2011年7月 5日
とあるコンビニオーナーの経営談議
私は血液型B型だけど短絡的ではない!!
とあるところで、とあるコンビニのオーナーをしている、「川乃 もりや」です。事情により、匿名です。とあるコンビニの元社員が仕事や感じたことを、時にはコンビニの内情のあれこれをブログにしちゃいます。みなさんお付き合い下さい。
当ブログ「とあるコンビニオーナーの経営談議」は、2015年4月6日から新しいURL「http://blogs.itmedia.co.jp/kawarimonoya/」 に移動しました。引き続きご愛読ください。
先日、某大臣(今は元だが)言った言葉である。「B型で短絡的なところがあって・・・」
あなたは短絡的かもしれないが、B型の人間すべてではないよ。と、揚げ足取りで始めました。
私自身は血液型占いや性格判断を嫌っているわけではない。と、いうより上手く利用させていただいている。適当なことをやっても「B型だからねw」で済むのがB型の良いところだ。
こういったものは、飲み会などでも話の盛り上がるネタだし、冗談半分で済んでいれば問題は無いと思う。
もちろん某大臣も冗談でケムに巻こうとしたのかもしれないが、発言者には立場がついてまわる。その立場を理解できなかった某大臣は愚か者である。
誠ブログの読者の皆様は賢明な方ばかりなので、その辺は解った上で血液型論争をしていることでしょう。
よい機会なので、血液型性格判断について少し調べてみましたので、ブログにしようと思います。
まず、血液型とはなんなのか?
ウィキペディアからだが参照してもらいたい。
血液型
では、血液型分類とは?
主な分類方法だけでも4種類あるらしい。
◯ABO式血液型
◯Rh式血液型
◯HLA型
◯Duffy式血液型
その他にもあるらしいが、ココでは割愛する。
これほどにまで、細かく分類されている血液型だが、占いや性格判断に用いられるのは、ABO式だけだ。
血液型性格判断に用いられるABO式を深掘りしてみよう。
ABO式血液型
以下リンクから引用
もし、血液型性格診断が正しいとすれば、このA遺伝子・B遺伝子もしくはA抗体・B抗体などが性格を決める遺伝子情報かなんかを持ち、個人の性格に起因しているのだろう。が、そんな科学的証明は現在までされていない。
しかし、何故ここまで血液型診断なるものが浸透しているのだろう。
私の記憶している主な血液型性格判断では、
A型-几帳面
B型-ずぼら
O型-周りと上手く付き合える
AB型-奇人変人
などと、称されていた。B型とAB型はヒドイ言われようである。
多くの人が「それって当たっているよねぇ」などと言う。面白い現象である。
バーナム効果というものをご存知だろうか?
例えば、胡散臭い宗教団体が「あなたは昔、虫を殺しましたね。その呪いが、今あなたを苦しめているのです。今すぐにお祓いをしなければ、呪殺されてしまいますよ」と言って、高額な除霊行為をされたり、壷を買わされたりするやつです。
子供のだったらほとんどの人が虫を殺した経験があるでしょう。その誰しもが経験するちょっとしたマイナス要素と、相談者の悩みとを合わせることで相手に「当たっている」と、思わせるのも同じような心理効果と言えるでしょう。
千里眼シリーズで有名な作家、松岡圭祐氏は著書「ブラッドタイプ」を書いたときに、同氏の公式サイト内にバーナム効果を利用した「究極の血液型心理検査」を公開し話題となった。(現在では「究極の血液型心理検査」のページは閉鎖されている)
うちの嫁さんがねぇ(コロンボ刑事合掌)松岡圭祐氏の大ファンであり、私もこの「ブラッドタイプ」は読んだが、大変面白い作品であった。興味ある方は一読されてはいかがだろうか。
こういった心理的要素が、血液型性格判断や色々な占いを下支えしているのだろう。
皆さんは、本気で血液型性格判断を信じていますか?
それとも、ネタとして血液型性格判断をしていますか?
あなたは短絡的かもしれないが、B型の人間すべてではないよ。と、揚げ足取りで始めました。
私自身は血液型占いや性格判断を嫌っているわけではない。と、いうより上手く利用させていただいている。適当なことをやっても「B型だからねw」で済むのがB型の良いところだ。
こういったものは、飲み会などでも話の盛り上がるネタだし、冗談半分で済んでいれば問題は無いと思う。
もちろん某大臣も冗談でケムに巻こうとしたのかもしれないが、発言者には立場がついてまわる。その立場を理解できなかった某大臣は愚か者である。
誠ブログの読者の皆様は賢明な方ばかりなので、その辺は解った上で血液型論争をしていることでしょう。
よい機会なので、血液型性格判断について少し調べてみましたので、ブログにしようと思います。
まず、血液型とはなんなのか?
ウィキペディアからだが参照してもらいたい。
血液型
血液型とは、血液内にある血球の持つ抗原の違いをもとに決めた血液の分類のことである。あくまでも抗原の違いなのです。
では、血液型分類とは?
主な分類方法だけでも4種類あるらしい。
◯ABO式血液型
◯Rh式血液型
◯HLA型
◯Duffy式血液型
その他にもあるらしいが、ココでは割愛する。
これほどにまで、細かく分類されている血液型だが、占いや性格判断に用いられるのは、ABO式だけだ。
血液型性格判断に用いられるABO式を深掘りしてみよう。
ABO式血液型
以下リンクから引用
概要と、ある。
赤血球の表面には250種以上の表面抗原があるが、A/B型抗原はその代表的な抗原である。 赤血球の表面にA抗原があるとA型、B抗原があるとB型、AとB,両方の抗原があるとAB型、両抗原が無いとO型とする。逆に血漿中には各抗原に反応する抗体があり、通常A型の血漿中には抗B抗体があり、B型の血漿中には抗A抗体があり、AB型の血漿中には抗A抗体も抗B抗体のどちらも無し、O型の血漿には抗A抗体と抗B抗体両方が存在する。
機構
・A型 - A遺伝子をすくなくとも一つ持ち、B遺伝子は持たない(AA型、AO型)→A抗原を持つ。B抗原に対する抗体βが形成
・B型 - B遺伝子をすくなくとも一つ持ち、A遺伝子は持たない(BB型、BO型)→B抗原を持つ。A抗原に対する抗体αが形成
・O型 - A遺伝子・B遺伝子ともに無い(OO型)→H抗原のみ持つ。A,B抗原それぞれに対する抗体が形成
・AB型 - A遺伝子・B遺伝子を一つずつ持つ(AB型)→A抗原、B抗原両方を持つ。抗体形成なし
もし、血液型性格診断が正しいとすれば、このA遺伝子・B遺伝子もしくはA抗体・B抗体などが性格を決める遺伝子情報かなんかを持ち、個人の性格に起因しているのだろう。が、そんな科学的証明は現在までされていない。
しかし、何故ここまで血液型診断なるものが浸透しているのだろう。
私の記憶している主な血液型性格判断では、
A型-几帳面
B型-ずぼら
O型-周りと上手く付き合える
AB型-奇人変人
などと、称されていた。B型とAB型はヒドイ言われようである。
多くの人が「それって当たっているよねぇ」などと言う。面白い現象である。
バーナム効果というものをご存知だろうか?
バーナム効果とは、誰にでも該当するような曖昧で一般的な性格をあらわす記述を、自分だけに当てはまる正確なものだと捉えてしまう心理学の現象。同じようなことは他にもあります。
例えば、胡散臭い宗教団体が「あなたは昔、虫を殺しましたね。その呪いが、今あなたを苦しめているのです。今すぐにお祓いをしなければ、呪殺されてしまいますよ」と言って、高額な除霊行為をされたり、壷を買わされたりするやつです。
子供のだったらほとんどの人が虫を殺した経験があるでしょう。その誰しもが経験するちょっとしたマイナス要素と、相談者の悩みとを合わせることで相手に「当たっている」と、思わせるのも同じような心理効果と言えるでしょう。
千里眼シリーズで有名な作家、松岡圭祐氏は著書「ブラッドタイプ」を書いたときに、同氏の公式サイト内にバーナム効果を利用した「究極の血液型心理検査」を公開し話題となった。(現在では「究極の血液型心理検査」のページは閉鎖されている)
うちの嫁さんがねぇ(コロンボ刑事合掌)松岡圭祐氏の大ファンであり、私もこの「ブラッドタイプ」は読んだが、大変面白い作品であった。興味ある方は一読されてはいかがだろうか。
こういった心理的要素が、血液型性格判断や色々な占いを下支えしているのだろう。
皆さんは、本気で血液型性格判断を信じていますか?
それとも、ネタとして血液型性格判断をしていますか?