誠ブログは2015年4月6日に「オルタナティブ・ブログ」になりました。
各ブロガーの新規エントリーは「オルタナティブ・ブログ」でご覧ください。
人のせいにしても状況は何も変わらない話
»2010年8月 9日
とあるコンビニオーナーの経営談議
人のせいにしても状況は何も変わらない話
とあるところで、とあるコンビニのオーナーをしている、「川乃 もりや」です。事情により、匿名です。とあるコンビニの元社員が仕事や感じたことを、時にはコンビニの内情のあれこれをブログにしちゃいます。みなさんお付き合い下さい。
当ブログ「とあるコンビニオーナーの経営談議」は、2015年4月6日から新しいURL「http://blogs.itmedia.co.jp/kawarimonoya/」 に移動しました。引き続きご愛読ください。
前回、「不具合を人の責任にしない」と、書きました。
自分なりに深い意味を持っているので、紹介しておきましょう。
時々、愚痴を言う人いるでしょ。愚痴だけで終わっている分には構わないのですが、大体愚痴を言う輩は、永久に愚痴を言い続けます。そして、何も変わらないのです。
何故か?愚痴は、人の責任にして終わっていることが多いからです。
問題点を、人の責任にするとその問題点は永久に解決しないのです!
あり得ない話ですが、極端な話で説明すると、いつも遅刻をする部下がいるとします。
毎日、部下を攻め続けても遅刻は治らないでしょう。そればかりか、時間をさいて教育した部下は、説教が嫌になって辞めてしまうかもしれません(辞めてもいいけど笑)
それならば、目覚まし時計を10個買って、部下の部屋に押しかけて、ベッドから起きなければベルを止められない場所に、10個固定してきた方が有効的手段です。
部下への説教=遅刻を部下という人間性の責任にしている場合
目覚まし時計を設置=遅刻という事象を目覚ましが少ないからだと原因追求した場合
いかがでしょうか?
他にも遅刻を止める方法はあると思いますが、その方法はどれも、遅刻を「部下のダラケ」だと責任追及しても浮かんでこない解決方法だと思います。
もちろん、人の責任にしないからといって問題が直ぐ様改善されるわけではありません。問題を解決に導く方法を考え、行動しなければならないのです。
店が汚い=「バイトが掃除しないから」じゃ、何時まで経っても店はキレイにならないでしょう。バイトに「掃除しろ!」と何度言っても改善はされないはずです。
人のせいにせず、何故掃除をしないのか考えてみましょう。アルバイトに直接聞いてもいいのですが、本音を聞き出せる自信が無い場合は止めた方がいいでしょう。
何故かというと、決して「メンドくさいから」とは、言わないからです。だけど、メンドくさいも理由の一つなのです。バイトの責任じゃありません。掃除自体がメンドくさいのでは無く、掃除の仕方がメンドくさいのです。何、言ってるんだろう?(汗
例で説明しましょう。
リビングを掃除します。ほうきと掃除機があります。皆さんはどちらを使いますか?
ほとんどの方が、掃除機だと思います。ほうきの方がメンドくさいことを知っているからですね。えっ、掃除機でもメンドくさい?では、流行りの掃除ロボットを使いましょう(笑)
店の掃除もそうです。メンドくさくない方法を与えてやればいいのです。
コレが、問題点を人の責任にしないということです。
それと、社員時代によくオーナーと問題点を発見してみましょう的に、話をしていたのですが、最後には「自分が悪いんだよ」って言うオーナーがいるのですが、その考え方も、人のせいにしているのと変わりないのです。絶対に「自分の責任だ」という結論にはしないでください。
自分が悪いのでも、他の誰かが悪いのでもありません!!
何か問題が発生したら、問題を起こした「人や人間性」に目を向けるのでは無く
何故その問題が発生したのかの「経緯や環境」に目を向けることをオススメします。
自分なりに深い意味を持っているので、紹介しておきましょう。
時々、愚痴を言う人いるでしょ。愚痴だけで終わっている分には構わないのですが、大体愚痴を言う輩は、永久に愚痴を言い続けます。そして、何も変わらないのです。
何故か?愚痴は、人の責任にして終わっていることが多いからです。
問題点を、人の責任にするとその問題点は永久に解決しないのです!
あり得ない話ですが、極端な話で説明すると、いつも遅刻をする部下がいるとします。
毎日、部下を攻め続けても遅刻は治らないでしょう。そればかりか、時間をさいて教育した部下は、説教が嫌になって辞めてしまうかもしれません(辞めてもいいけど笑)
それならば、目覚まし時計を10個買って、部下の部屋に押しかけて、ベッドから起きなければベルを止められない場所に、10個固定してきた方が有効的手段です。
部下への説教=遅刻を部下という人間性の責任にしている場合
目覚まし時計を設置=遅刻という事象を目覚ましが少ないからだと原因追求した場合
いかがでしょうか?
他にも遅刻を止める方法はあると思いますが、その方法はどれも、遅刻を「部下のダラケ」だと責任追及しても浮かんでこない解決方法だと思います。
もちろん、人の責任にしないからといって問題が直ぐ様改善されるわけではありません。問題を解決に導く方法を考え、行動しなければならないのです。
店が汚い=「バイトが掃除しないから」じゃ、何時まで経っても店はキレイにならないでしょう。バイトに「掃除しろ!」と何度言っても改善はされないはずです。
人のせいにせず、何故掃除をしないのか考えてみましょう。アルバイトに直接聞いてもいいのですが、本音を聞き出せる自信が無い場合は止めた方がいいでしょう。
何故かというと、決して「メンドくさいから」とは、言わないからです。だけど、メンドくさいも理由の一つなのです。バイトの責任じゃありません。掃除自体がメンドくさいのでは無く、掃除の仕方がメンドくさいのです。何、言ってるんだろう?(汗
例で説明しましょう。
リビングを掃除します。ほうきと掃除機があります。皆さんはどちらを使いますか?
ほとんどの方が、掃除機だと思います。ほうきの方がメンドくさいことを知っているからですね。えっ、掃除機でもメンドくさい?では、流行りの掃除ロボットを使いましょう(笑)
店の掃除もそうです。メンドくさくない方法を与えてやればいいのです。
コレが、問題点を人の責任にしないということです。
それと、社員時代によくオーナーと問題点を発見してみましょう的に、話をしていたのですが、最後には「自分が悪いんだよ」って言うオーナーがいるのですが、その考え方も、人のせいにしているのと変わりないのです。絶対に「自分の責任だ」という結論にはしないでください。
自分が悪いのでも、他の誰かが悪いのでもありません!!
何か問題が発生したら、問題を起こした「人や人間性」に目を向けるのでは無く
何故その問題が発生したのかの「経緯や環境」に目を向けることをオススメします。