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5月2日、楽しみにしていたペット博に行ってきました。幕張は10年位前にOffspringのライブで行って以来だと思います。人が住んでる気配はないのにいろんなお店があって、不思議なところですね。
さて、初めてのペット博は驚きの連続。40キロオーバーの大型犬がそこら辺をのっしのっしと歩き回っていました。特に僕が行った日はホワイトシェパードのドッグショー開催日で、一列に並べばもう、壮観という言葉がふさわしい光景でして。
写真はこの日見た中でも最大級だった体重50キロというロットワイラー。ドーベルマンの元になった犬種だそうですが、とても優しそうな顔で、可愛かった。いつか飼いたいなあと思いつつも、マンションじゃ飼えないし、一戸建てでもさすがに大きな庭が付いてないと・・・しくしく。
バーニーズ・マウンテン・ドッグだったと思いますが、その飼い主さんが「小型犬も飼ってるけど、やっぱり大型犬のほうがいいよ」と言っていたのが印象的でした。でも、ペットフード協会の「全国犬猫飼育率調査」によると、室内飼育は年々増加しており、大型犬より小型犬のほうが圧倒的に人気みたいです。
ペットショップに行っても、ダックスフンドやチワワ用のグッズばかり。様々なデザインの服や、犬用のスイーツが売られているのを見ると、パートナーというより、こども代わりなんじゃないかと思えてきます。ちょうど総務省が「こどもの日」に合わせて、29年連続でこどもの数が減少したと発表していました。
一方でペット関連市場は拡大を続けており、2010年は4,217億円になるとみられています(富士経済調べ)。ところで、ドッグフード市場が金額ベースで拡大しているものの、数量ベースでは減少しているんですが、なぜだかわかりますか? そう、小型犬の人気によって餌の量が少なくなっているからなんです。ペット用のスイーツ類が増えている要因は、飼い主側が望む以上に、単価を上げたい供給側の思惑が大きいのかもしれません。
市場では小型犬が大きな顔をしていますが、ペット博では大型犬のほうが多かったような気がします。どの犬もしつけがちゃんとできていて、素晴らしかった。会場内は焼きそばやたこ焼きなど、屋台の美味しそうな匂いがぷんぷんしてましたが、みんな大人しくしていて、子供の泣き声のほうが大きいくらいでした。
ペット博は5日まで開催しています。小さい犬から大きい犬まで、猫からイグアナまで、動物好きにはたまらないイベントです。ゴールデンウィークの思い出にいかがでしょうか。
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■関連リンク
・我が国のこどもの数 -「こどもの日」にちなんで- (総務省)
・ペット関連市場の調査を実施 (富士経済)
・全国犬猫飼育率調査 (ペットフード協会)